高松市の道の駅『源平の里むれ』には、あるある、こんな物まである、と他府県の物産が並んでいます。

道の駅「源平の里むれ」には、キリンのラーメン、焼ばらのり、天ぷらてばさきいか、志度の下駄が並んでいます。  香川ツアー(2)

道の駅津田松原で聞いた、新しい道の駅があります。冨田さんのお家に行く前に、道の駅「源平の里むれ」に寄ってみます。

場所は、高松に近い場所です。

道の駅「源平の里むれ」に着くと、敷地がかなり広いことに驚きます。敷地の手前は駐車場で、駐車場より離れた奥の方に、道の駅「源平の里むれ」の中心的な建物があります。

道の駅「源平の里むれ」は、新しい道の駅と聞いていましたが、入ってみるとそれほど新しい建物ではありません。展示している商品は、かなり内容が濃い物があります。

他で見たことがない物を見つけます。何故か愛知県の、キリンのラーメンです。これは、小笠原製粉株式会社の商品です。創業は明治40年、代表取締役社長は小笠原良治さんです。

焼ばらと表示しているものがありました。これは、株式会社タツノコから販売している海苔です。株式会社タツノコの設立は平成元年11月6日で、代表取締役社長は内海伸彦さんです。

「ばら」は四角く成形する前の、海苔の原草を指すと思われます。それを焼いたのが「焼ばら」です。

株式会社タツノコは愛媛県西条市の会社ですが、焼ばらは、愛媛県に限らず太平洋沿岸の海苔の産地で生産されています。

みかんが安いのに驚きます。かなり大粒のみかんです。これは会社の皆さんに、お土産に買って帰りました。

香川の志度地方は履き物の産地です。道の駅にも、和装用の履き物が陳列されていました。

こちらにおいてある物は、有限会社山西商店の商品で、創業85年三代目店主が会津、越後の良質の桐を手間暇かけ、約40工程を熟練した手仕事で仕上げているそうです。三代目店主は山西就治さんです。

天ぷらてばさきいかは、名古屋の名物です。名古屋で有名な「世界の山ちゃん」の商品です。「世界の山ちゃん」とは、株式会社エスワイフードが展開する飲食店です。代表取締役会長は、山本重雄さんです。

道の駅「源平の里むれ」の右手の奥の方に、作った料理をトレイにのせて頂く、一杯飯屋のような食堂がありました。

大きな鯛の頭が、あら炊きではなくて、揚げ物になってお皿に盛られています。これは、ビールのおつまみには美味しそうです。

昼ご飯は済んでいるので食べる気はありませんが、どんなお皿が並んでいるのか興味が湧いて、覗いてみました。魚料理がたくさん並んでいて、なかなか庶民的な店です。

出来合いの料理は店頭に並んでいて、選んでトレイにのせて精算をすれば、セルフサービスで自分の席に持って行き、食べ終わるとまた戻すという、大学の生協食堂のようなシステムです。

一般的に道の駅は、地産地消の野菜が多いのですが、この道の駅「源平の里むれ」は、野菜よりも製品化された食べ物が多く並んでいます。しかも、香川地方だけでなく、他府県から取り寄せた名物が並んでいました。

角の隅の方に、満開のシンビジウムが咲いています。シンビジウムを長持ちさせるためには、部屋の温度が冷たい方が花が長持ちするので、この隅のあたりが一番気温が低くて、最適な場所です。

ご意見箱がありました。顧客満足経営の研究には、とても気になるアンケートです。アンケート用紙の減り具合を見てみると、そんなにたくさんアンケート用紙が使われているようではありませんでした。

あれこれ買うと、買い物かごがいっぱいになってしまいました。道の駅「源平の里むれ」に足りないのは、買い物用のカートです。荷物が多くなると、台車がなければ、かなり負担になります。ご意見箱に書きたいところです。レジにいって、特別に台車を借りてきて、レジまで運びました。

2014年2月6日(木)