好味園の中華料理は、量を重視する人には、うってつけの店です。

食事はお一人でお願いします。と、メモ書きがありました。一人でどこのお店に行こうか、考えながら、センター街に出て、あちらこちらを探しているうちに、あまり来ることのない、「好味園」に来ました。

一人で食事に行くときは、奥さんと一緒なら、きっと選ばないような店を選んでいます。

好味園は、中華料理のお店です。

入り口に、メニューが値段付きの写真で掲示されています。天津飯定食で950円、

中華丼定食が950円、定食なのにスープが付いていないので、これはパスです。

チャーハン定食は800円、これもスープが付いていません。

おすすめなのは油淋鶏定食800円です。

スペシャル定食Yは、相当なボリュームで、950円です。これだけメニューを見ると、ここは、質より量かなあと、潜在意識が植え付けられました。

13時を回った頃の、お店の中は、お客様もまばらです。

席に座って、まだ何を注文するか、決まりません。

希望としては、量より質の方を重視したいのですが、これは量より質ですよ、という誘導看板はありません。

目に留まったのは、天津飯とラーメンのセットです。つまり、ご飯も食べたいし、ラーメンも食べたい気持ちです。

多分、このセットで松葉博雄と奥さんが、二人で来ても、量としては十分な量です。

ラーメンは醤油味です。チャーシューも、メンマも入っていました。

天津飯のご飯部分は、中華料理用の大きな丸い玉で、ご飯を掬って、ひっくり返したような、ボール状の丸い丸いご飯の固まりです。それにかかっている餡かけは、かなり甘みがある餡かけでした。

卵で閉じられている、中華丼の丸く盛られたご飯をスプーンで開いて、卵のベールをはがすと、ぎっしりと白いご飯が表れてきました。質をいえば、卵とじは海老を使った、芙蓉蟹のような卵とじならいいのですが。

全部食べると、カロリー過剰摂取です。それぞれ、いいところを食べて、調理人の方には申し訳ありませんが、残してしまいました。

量を追求する人には、しっかり応えられる店だと思います。質を追求する人には、自己判断が必要です。

奥さんが、置き手紙を残して、不在になると、普段行かない店に、行ってしまいました。

2013年10月16日(水）