大阪公立大学大学院 査読付き投稿論文には、問題意識と研究目的がはっきりしている事が求められます。研究目的は何ですか? 問題意識はなんですか?
問題意識はなんですか? 査読付き論文を書くには、問題意識と研究目的がはっきりしている事が求められます。
問題意識と研究目的
仕事を終えて、
これから大阪市立大学の博士ゼミに出席します。
夕方からの始まりなので、
何か食べておきたいところですが、
食べると眠たくなり、
集中力も低下するので、ここは我慢です。
客員研究員として、
博士ゼミに参加するのは、
自分自身の研究が進んでいる事が問われます。
従って、客員研究員は報告の当番はありませんが
、自分で自分の研究を進め、
査読付き投稿論文を書いて、
採択されることが求められます。
現役の院生とは違って、報告や発表無しに、
自分のペースで投稿論文を書き進めなければなりません。
キャンパスに行く途中に、
立ち食い寿司があって、
今日は半額という大きな看板が目を惹きます。
もし、立ち食い寿司でも食べ始めたら、
次に我慢しないといけないのは、ビールの誘惑です。
やはりここは我慢です。
図書室の隅にコピー機があります。
本日報告予定の人は、
ここでコピーの準備をしているので、
今日は誰かいないか見てみました。
図書室には、一般資料と並んで、
大阪市立大学大学院 創造都市研究科の発行する紀要があります。
一年に二回発行されています。
創造都市研究を手に取ってみて、
どんな論文が採択されているか、情報にします。
ゼミの教室に入ると、
今日の博士ゼミの報告者の吉田さんが、
パワーポイントの準備をしています。
用意したパワーポイントの画像がスクリーンに映らないので、
どこが悪いのかチェックしていますが、
原因が分かりません。
松葉博雄もこの機器を使って、
パワーポイントでの報告をしてきたので
慣れているはずですが、どこが悪いのか分からなくて、
とうとう事務室に電話して、
見てもらう事にしました。
結局原因は、一部のコンセントが外れていて、
映像が映らなかったと分かりました。
実に初歩的なミスでした。
今日の博士ゼミの報告は、
吉田さんと、村田さんのお二人です。
論文を書くときには、
まずは問題意識が求められます。
つまり、リサーチクエスチョンです。
何を言いたいのか?
と、尋ねられると、
「私はここが問題だ、私はこれについて、こう言いたい」
という趣旨が、
はっきりと伝わる論文が求められます。
報告が終わると、
博士ゼミの参加者から質問とアドバイスがあります。
博士論文を書く前に、
外部での査読付き投稿論文の採択が必要条件になります。
投稿論文一本通すだけでも、
一年も二年も、それ以上もかかっていて、
相当なエネルギーが求められます。
2013年5月13日(月)