行ってみました:宴の後のルミナリエに、行ってみました。解体中のルミナリエに。

行ってみました。神戸市市役所の隣、東遊園地で開催された、ルミナリエの片付けを見に行ってみました。

行ってみました。毎年300万人以上の来場者のある、神戸ルミナリエ会場へ。片付けの真っ最中でした。

行ってみました。あのルミナリエの会場へ。阪神淡路大震災が起きた1995年の年末から始まる、神戸の風物詩として、すっかり定着したルミナリエは、2012年も開催され、衆議院総選挙の投票日12月16日(日)の翌日、17日(月)で閉会しました。

後片付けはどんな状況でしょう。祭の後という言葉があります。宴の後という言葉もあります。賑やかなイベントが終わると、その後は、片付けが待っています。片付けを見に行ってみました。

行ってみると、ルミナリエの片付けは、とても大がかりな作業です。18日の朝から、すぐに会場の東遊園地には、トラックが何台も集まって来ています。

中央会場に行ってみました。既に電気関係の配線は、撤収されています。ルミナリエを見るのは、明かりが照明効果が出てくる、夕方以降でしたがその頃は、闇に包まれて、明るい物以外は見えませんでした。

夜が明けて明るくなると、これまでルミナリエでは見えなかった物が見えてきました。ルミナリエの骨組みは、白くペイントを塗った木材です。

鉄筋で作っていると思っていたら、角材を骨組みにして組み立てていました。そこに沢山の電気コードが配線されて、あの美しい光りのオブジェが出来ているのです。

ルミナリエが終わると、組み立てた作業の終わりの部分から撤収が始まります。既に電気コードが一カ所に集められ、山積みになっています。

東遊園地の一隅に、モラエス翁像があります。モラエスは、ポルトガルの軍人であり、外交官です。神戸在勤中に芸者おヨネ(本名は福本ヨネ)と出会い、ともに暮らすようになりました。

行ってみました。ルミナリエの敷地の片隅に。こんな所に、小さな池がありました。ルミナリエで東遊園地に来ていた時は、1.17の阪神淡路大震災の慰霊祭の時にも、この池が有る事に気が付きませんでした。

ルミナリエを開催するには、多大の費用がかかっています。

一説に依れば、ルミナリエの開催費用は約1,000万円の電気代を始めとして6億円と言ます。しかし、公的な助成金として支給を受けるのは、一部の約1億5千万円です。 残りは全て地元企業の寄付、住民と観光客の募金で賄われています。

ルミナリエの会場では、一人100円の募金を呼びかけています。100円なら、皆さん負担出来る金額です。それでも、6億円の内、あと4億5千万円は、全て地元企業の寄付、住民と観光客の募金で賄われています。

しかし、資金は常にショート気味であり毎年のように存続を危ぶむ話が、新聞やテレビなどのマスコミを通じて私たちにも聞こえて来ます。

ルミナリエの枠組みを取り外すだけでも大変な作業で、トラックは、東遊園地の空き地を埋め尽くすほど沢山集まってきています。もちろん、作業員の方も沢山集まっています。

元町会場に行ってみました。メイン会場に続く、三宮から元町方面に一直線で繋がる市街地は、ルミナリエ見物の人で大混雑する通りです。

ここにも、何基ものルミナリエの高架が組まれています。ここにも作業員が基礎の部分から、取り外しを始めています。

12月16日の衆議院の総選挙が終わり、結果が出て、落選した現役議員さんは、議員宿舎から荷物を取り出す所をテレビで報道していました。撤収とは、寂しいものです。ルミナリエのあの賑わいも、今日の解体で、東遊園地に沢山の人が集まるのは、次の阪神淡路大震災追悼記念日の1月17日になります。

2012年12月18日(火)