広島ツアー(1)

吉備を中心に、備前、備中、備後の3つの地域の名称が出ています。備前が岡山で、備中は高梁、備後は福山です。

これから、山陽自動車道を通って、神戸から広島県の三原を目指してドライブです。途中のサービスエリアで昼食です。最初のサービスエリアは三木です。

お昼ご飯にあまり重いものを食べると、夕食に影響するので、軽めの昼食にします。奥さんと二人で選んだのは、カレーライスと皿うどんです。

皿うどんは、沖縄の那覇空港でよく食べる皿うどんと、つい比較してしまいます。

値段は空港の方が高く、味も空港の方が良かったです。サービスエリアには売店があり、地域のお土産品を売っています。

目に留まったのは、大阪名物岩おこしです。松葉博雄が岩おこしが好きで、喜んで食べていると、次女がよく買ってきてくれました。次女は今、ドイツに滞在中なので、岩おこしを見ると、つい次女の事を思い出し、岩おこしを買いました。

あまり大きな岩おこしだと噛むのも大変で、かみ砕く時に、老化した歯を折ってしまったら大変なので、なるべく小さいサイズの岩おこしにします。

三木のサービスエリアには、ドッグランがあります。社のサービスエリアのドッグランに、リンリンを連れてきてた事を思い出し、つい足が向きます。

ドッグランでは、知らない人同士でも、犬と犬が近づくと、犬が縁を作り会話をします。

また車に戻り、西へ西へと走っていくと、次の休息地は岡山県の吉備サービスエリアです。岡山県のこの辺りは、昔の名称を吉備地方と言いました。ここの出身で有名な人は、遣唐使であった吉備真備です。

この吉備を中心に、備前、備中、備後の3つの地域の名称が出ています。備前が岡山で、備中は高梁、備後は福山です。

岡山といえば桃太郎で、桃太郎といえば鬼ヶ島の鬼退治です。鬼ヶ島のモデルになったのは、あちらこちらにあるようです。現代に置き換えてみると、鬼が盗品を集めてその盗品を奪い返せば、これだって立派な窃盗です。

吉備サービスエリアでは、案山子が3体展示されていました。案山子は今でも書き方は、｢へのへのもへの｣です。

吉備サービスエリアのお土産には、岡山白桃プリンや、岡山吉備ロール、岡山白桃バームクーヘンが人気です。

岡山は美味しい米処です。こんな民謡があります。

私は備前の岡山育ち、米のなる木をまだ知らぬ。
備前岡山 住み良いところ、白いお飯（おまま）に鯛添えて
岡山街々（まちまち） 夜更けて通りゃ、 鼓・太鼓や三味（しゃみ）の音
備前岡山 新太郎様が 、江戸へござれば 雨が降る

2012年10月10日(水)