伊計島の珊瑚礁に続く道は、細い径です。暗い薮の中に、珊瑚礁の続く道が縄のように延びています。
珊瑚礁に続く道は、細い径です。暗い薮の中に、珊瑚礁の続く道が縄のように延びています。道を通り抜けると、行く手に明るい日差しの視界が広がっています。伊計島の海です。 第137回沖縄訪問 (16)
はやる心を抑えるように、ゆっくりと小道を歩きます。伊計島の珊瑚礁に続く道は、細い径です。暗い薮の中に、熱帯魚が泳ぐ珊瑚礁へ続く道が縄のように延びています。
伊計島には、ビッグタイムリゾート伊計島というホテルがあります。しかし、近年宿泊客が減少し、経営が苦しくなり、とうとう伊計島のホテルは2012年2月に閉鎖されたようです。
車を路肩に停めて、水着に着替えて、ビーチに向かいます。
今日は日曜日なので、ビーチには何人も人が来ていました。
道ではないものの、人が何度も通って、自然についた道です。この道は海に続く道です。この道は、知ってる人は知っていて、googleには出てこない道です。
ビーチに出ると、視界が一気に、全視界に開きます。さんプラザコンタクトレンズでは、東京銀座 和真の主催する、「全視界」グループに加盟していますが、この全視界ではありません。
今日もリーがお供に付いて来ています。前回、何か隠れて食べていたようで、そのため、一時行方不明になり、片山正喜さんも、大変な思いをした事が思い出されます。
6月の伊計島は、梅雨明けをして、すっかり夏模様です。片山正喜さんが言うように、日照りが少ないので、一見真夏のようでも、水温がまだ上がっていません。
浜辺に強い風を避けるように、地面に這うように育っているのが、ハマナスの蔦で、ハマナスの蔦に咲くのが、ハマナスの花です。
沖のリーフを見ると、潮はひいているようで、浅瀬が見えます。
海に入ると、片山正喜さんと、連絡が取れません。海の中では、他人の事は分かりません。
水平な視界では、相手との距離すら分かりません。従って、海に入る前に、予め、どんなコースを進むのか、どのくらいの沖に出るのか、戻ってくるコースはどうするのか、打ち合わせをして、海から見える岩を目印にします。
これから、打ち合わせした沖の方向に泳いで行きます。これが松葉博雄のシュノーケリングの服です。
松葉博雄は、水泳はプールなら、ノンストップで2000mくらいは泳ぐ自信がありますが、しかし、海は、予測がつかない波や流れがあります。自然は時として豹変します。海を舐めたらいけないので、足が痙る事もあり、泳げなくなる事もあるので、ロープで繋いで浮き輪を持って行きます。
リーはお留守番ですが、前回のような行方不明は困ります。
片山正喜さんと二時間くらい潜りました。片山正喜さんはフェイスブックに投稿するために写真撮影に夢中です。
松葉博雄は、今回出発時が台風の最中だったので、海に入れるとは思ってもいなく、水中カメラを神戸に置いてきたので、水中写真は撮ることができません。代わりに、これまでにこのビーチで撮った写真を、添付します。
シュノーケリングの足ひれを、あおりながら前に進んでいくと、浅瀬では、藻場が続きます。
藻に隠れていても、小さな魚が時折みえてきます。あれはコバルトスズメです。ルリスズメともいって、体調の良い時は、輝く瑠璃色に発光しています。水槽で飼ってみて再現を試みても、やはり、自然の中のあの輝く瑠璃色は水槽では無理でした。
水深が深くなると、現れる熱帯魚もカラフルになってきます。夫婦連れのように、ペアで泳ぐのがチョウチョ魚です。
片山正喜さんの姿を確認しながら、シュノーケリングを続け、十分にシュノーケリングを楽しんで、ビーチに戻ってきました。
シュノーケリングをした後の、心地よい体の疲れを感じます。喉は、潮水で真水を欲しがっています。ウエットスーツを脱いで、締め付けられた圧力から解放されると、ほっとします。
2012年6月24日(日)