西脇市の黒田庄は自然が豊かで、日帰りドライブには良さそうです。食材には、黒田庄黒毛和牛と黒田庄コロッケがあります。
西脇市の黒田庄は自然が豊かで、日帰りドライブには良さそうです。森林浴が小鳥のさえずりの中で楽しめます。西脇ツアー(4)
西脇市の黒田庄は自然が豊かで、日帰りドライブには良さそうです。あちらこちらに渓流や川が流れているので、鮎もいそうです。
黒田官兵衛ゆかりの、黒田城跡に上れなく、引き返して次に何処に行くのか考えます。
山間部に入ると、澄んだ鳴き声の小鳥の声が聞こえてきます。このまま通り去るのは、勿体ないので、しばし車を停めて、小鳥の声を車から聞きます。
西脇市の街灯を包む、スタンドのデザインの美しさに驚きました。電信柱に取り付けられた街灯のスタンドは、花模様を使った美しい絵模様です。
小鳥の声を聞いて元気が出たので、黒田庄で特産品を探します。上手く通りかかったのがJAみのりです。JAみのりの直ぐ側に、沖縄で見るバナナか、芭蕉の葉を見つけました。
こんな所に芭蕉が青々と茂って、どうしたのかなと気を惹きます。JAみのりの直ぐ側にフォルクスガーデンがあり、そこの芭蕉かもしれません。後で行ってみます。とりあえずJAみのりでお肉やコロッケの確保が先です。
JAみのりは、農業農村活性化 農業構造改善事業として、平成3~4(1991~1992)年に工事が成され、平成4年9月に完成しています。
松葉博雄が、兵庫県立大学(神戸商科大学)大学院の経営学研究科に在学している頃、経営学の教授には、兵庫県から地域の特産品を地域ブランドを付けて、いわゆる街興しとして、理論的指導の依頼が来ていました。
講義の合間に、黒田庄町から商品開発の依頼があることを聞きました。それがこの施設かなぁと、あれから10年経って思い出します。
神戸牛のブランドで売られている黒田庄の和牛は、見本を見て注文すると、注文に合わせて肉の塊からスライスをしてくれました。見た目にとても新鮮な色合いをしています。
冷凍コロッケは日持ちしそうなので、沢山買って備蓄する事にします。
神戸牛の素牛は但馬牛です。但馬牛の仔牛を飼って、黒田庄で育て、神戸ビーフとして出荷しているそうです。
そうすると、魚で言えば出世魚の様に、ツバスからハマチに変わり、ハマチが70㎝以上になると、ブリになるようなもので、仔牛の但馬牛が黒田庄黒毛和牛で育ち、神戸牛として販売されます。出世牛です。
階段を上って、2階からJAみのりの売り場を見て見ると、ゆったりとしたスペースです。窓から見る外の景色は、山に囲まれて、直ぐ近くに小さな渓流が見えます。
あれこれ沢山買ったので、発泡スチロールの箱に氷を沢山入れて、神戸に持ち帰るまで痛まないように配慮してくれました。
交通量の多い国道に面している訳ではないので、JAみのりまで車で来る方は、通りすがりのお客様より、JAみのりのリピーターの方が多いようです。
一個人が街興しをしようとすると、資金的に、人材的に、難しい面が沢山ありますが、このようにあちらこちらから補助金が集まって、学術的知識は大学から借用し、JAという組織が参加すれば、短期間に成功を求められることもなく、中長期的にゆっくりブランドが浸透していけば、その内、黒田庄和牛のビーフやコロッケは、固定客が増えてくると思います。
黒田庄は少し寒いのか、雪の積もった写真も展示され、つつじの花も今が見頃で、神戸よりは、開花時期が遅いように感じます。
JAみのりの道路を挟んで、山側に目を向けると、小さな渓流があり、そこに一羽のゴイサギが、川の流れにじっと目を向け、獲物を捕らえる瞬間を待っています。
松葉博雄は、ゴイサギの仕事を邪魔したようで、ゴイサギは邪魔が入ったからもうやめた!というように、魚の捕獲を諦めて、川下に飛んでいきました。仕事中、大変失礼な事をしました。
西脇市に限らず、日本中に沢山の山があり、山があれば山に降った水が、一旦は地中に吸収されても、その内、ゆっくりと地表に出てきて、小川や、渓流を作ります。山があればそれだけ渓流があり、そこには魚や、蟹、貝、虫、などが生息して、生き物が生きる循環を作っています。
都会の人達は、こんな自然の中のほんの一部でも、家やお店の中に自然が呼び込めたら癒しの空間が出来るので、ビジネスで成功すれば、自然を自宅に作りたがります。
2012年6月7日(木)