株価の歴史的安値が相次いでいます。ソニーの1000円割れ、パナソニックの500円割れは、ここは買い場か、更に下がるか、大阪市立大学大学院のゼミに行く途中で思案しています。

欧州不安による、株価の歴史的安値が相次いでいます。ソニーの1000円割れ、パナソニックの500円割れは、ここは買い場か、更に下がるか、大阪市立大学大学院のゼミに行く途中で思案しています。

証券市場では、歴史的安値になった有力な企業があります。 ソニーとパナソニックは、32年振りの安値です。ソニーは1000円を切りそうです。 パナソニックは500円を切りそうです。 これもヨーロッパの通貨不安と、アメリカ経済の減速から、比較的優位な円を買う圧力がかかり、再び円高になっています。

世界経済の後退は、日本経済にも大きな影響があり、回り回ってコンタクトレンズ業界にも不況の影響が出そうです。

仕事を終えて、阪急電車に乗って、三宮から梅田までの時間は読書が出来る時間です。揺れる電車の中で、本を読むのは目の負担になりますが、出来るだけ本が揺れないように、しっかり両手で持って、本を読みます。

今日のゼミでの発表は、1人で2コマです。テーマはサービスに関するテーマです。松葉博雄の経験では、サービスを定義しようと思うと、深みにはまって苦しんだことがあります。

広告は、研究目的を述べ、研究方法を示しています。一通り報告が終ると、明石芳彦先生から、報告に対するコメントがあります。

サービスに関する研究は、松葉博雄も研究してきた領域なので、先生方のコメントの後、気が付いた事を、論文が進むようなアドバイスになるようにコメントしました。

サービスの研究は、あまりにも範囲が広く、先行研究もたくさんあり、先行研究のレビューをするだけでも、一つの論文になります。そのため、この論文を進める、サービス研究のアプローチを狭めた方が良さそうです。

①サービスを認識しようとする研究、これは主に財との比較になります。

②現場でのサービス提供についての研究、これは顧客との距離で、エン・カウンター、フロント、バックヤードに分けて考えます。

③実践的な企業戦略として、実務的な面からの研究、これは投下資本利益率や、収益性から考えます。

先行研究との対比で考えると、どの研究アプローチを先行研究に選ぶのか、論理展開に大きく影響してきます。

博士論文に向かって研究報告をしている報告者は、いくつかの査読付論文を採択される事が前提条件になるので、一本一本の投稿論文を、期限以内に仕上げることに神経を集中させています。

一番後ろに記載されている参考文献を見ることで、この論文は先行研究にどんな文献を参考にしているかが分かります。松葉博雄が兵庫県立大学大学院で学んだ頃の参考文献も見受けられます。

もう10年近く経過したので、2003年以降の参考文献には、新しい文献を知る機会になるので興味が湧きます。

2012年6月4日(月)