燕はえらいなぁ。遠い国から空を飛んできて、よく古巣が分かるものだ。燕はえらいなぁ。
燕はえらいなぁ。遠い国から空を飛んで戻ってきて、よく、古巣が分かるものだ。燕はえらいなぁ。 淡路島でリフレッシュ(6)
燕はえらいなぁ。遠い国から空を飛んできて、よく、自分の古巣が分かるものだ。燕はえらいなぁ。
室生寺と、春日大社を参拝した後、少し寄り道をします。いつもの郡家の松本商店です。
松本商店の得意な分野は、淡路で栽培された花卉類です。今ならフリージアの花が季節の花になります。
もう一つの得意な分野は、柑橘類の果物です。
そろそろ、蜜柑類は終わりの時季で、これが最後と言ってすすめてくれたのが、四国の愛媛産の蜜柑です。1箱買って、会社で皆さんに分けます。
さらに得意分野は、淡路産のお魚です。今ならイカナゴです。
どうして、こんなにたくさん花が出るのか、松本商店の社長さんに尋ねてみました。お花の需要は、冠婚葬祭用です。果物もそうです。
目の前の果物や花や食べ物ばかりに目を奪われていると、小鳥の声が聞こえます。なんだろうと思って、振り向いて空を見上げると、なんと3月の末なのに、南の島からツバメが戻ってきています。
お店の人の話では、昨日着いたばかりだそうで、とりあえずは近くの神埼組の淡路島支店の古巣に寝泊まりしています。
寒い寒いと思っていたのに、ツバメはちゃんと、同じ時季に同じ場所へ、帰ってきています。不思議だなぁと思います。GPSもないのに国境を越えて、何千㎞も飛んでくるのですから。
家に帰ると運転が終るので、早速買って来たお魚でビールを頂きます。
晩ご飯が出来るまで、とりあえずこれで一杯やっといて下さいと奥さんに言われ、松本商店で買ったイカナゴをおろし大根で頂きます。
冷蔵庫には神戸の有名な中華料理店が作った、焼き豚があります。これも、ビールのお供です。
お昼に回転寿司を食べたので、もうお米は頂かないことにします。
つまりビールが主食で、淡路で買ってきた食材が副食になります。
夜になって周りが暗くなると、桃の花が鮮やかに輝いてきました。輝いてきたのは照明を当てたからです。
花鳥風月を友として、今日一日は、花を愛で、鳥を見て、風を感じて、昇る月を見上げた、春の宵がゆっくりと更けていきます。
2012年3月29日(木)