背中に、パンダさんの背中に・・・

背中に、パンダさんの背中に、タンタンの背中に、丸くなったタンタンの背中に寂しさを感じます。 U君と一緒に王子動物園(9)

背中に、パンダさんの背中に、タンタンの背中に、丸くなったタンタンの背中に寂しさを感じます。背中を撫でて、ヨシヨシと言ってあげたいです。

そろそろ王子動物園から帰る時間になっていました。 U君を喜ばす為に、王子動物園に連れてきたのですが、パンダさんをみて喜んだのは、松葉博雄のほうです。

最後にもう一度、パンダを見に行ってみました。 先ほどの笹を食べて寛いでいた時間から、そろそろ部屋の中に帰りたそうな様子です。 リンリンも、自分でドアをたたいていました。 ドアを開ける合図を、パンダさんは飼育員に合図を送っているようです。

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パンダさんがいる室内の方に行ってみます。 途中、館内には中国から贈られたパンダの記念のぬいぐるみやポスターなど、パ関する資料が展示されています。

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パンダの宿舎では、パンダが体重測定中でした。 といっても、パンダさんは、自分が計量器の上に乗ってるなんて知りません。 ここに乗るように、ちゃんと、美味しい物が置かれているのです。

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このパンダでどのくらいの重さがあるのでしょう? デジタル表示をみると76.5㎏です。14歳のメスのパンダの体重では、平均でしょうか? 軽い方でしょうか? それとも、重いほうでしょうか?

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調べて見ると、成長したおとなのパンダは、80~130㎏の多様性があります。

中には、150㎏くらいまで、重くなるパンダもいるそうです。 そうなると、王子動物園のタンタンは、コウコウが居なくなって、寂しくて痩せてしまったのでしょうか?

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パンダには、どれだけの嬉しさや、寂しさや、悲しさがあるのかは分かりませんが、背中を丸めながら下を見て、なんとなく気力を失せたタンタンを慰めて撫でてあげたいほど、寂しそうに見えました。

動物園を見終ったのは、14時頃でした。

福井への2日間の旅行も含めて、Uくんとは3日間あちらこちらに一緒に行っているので、松葉博雄も接待でくたくたです。U君はいつでも昼寝をして休憩するので、とても元気です。

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大人たちは、さぁ次はどこに行こうという気になりません。 これから自宅に帰って、このパンダのように少し休もうと思います。

パンダにもし、ビールをあげたら飲むでしょうか?

亡くなったリンリンには、松葉博雄が、寝る前にこっそり、少しだけアサヒスーパドライをあげて、1日の労に報いていました。

2011年11月24日(木)