可愛がってくれる人と、甘えさせてくれる人と、幼児はどちらが好きでしょう?
可愛がってくれる人と、甘えさせてくれる人と、幼児はどちらが好きでしょう?甘えさせてくれる人は、あまり躾をしません。
可愛がってくれる人と、甘えさせてくれる人と、幼児はどちらが好きでしょう?親は可愛がってくれる人です。じいじ、ばあばは、甘えさせてくれる人です。
ドイツへ留学するお父さんに付いて、ドイツで暮らしているU君が、一時帰国しました。ドイツはとても遠いですが、最近ではスカイプがあるので、お互いの顔を見ながら近況は報告しています。可愛がってくれる人と、甘えさせてくれる人と、どちらがU君は好きか気になります。
ドイツにいて問題なのは、U君の食べ物です。U君の大好物は、納豆、漬物、もずくなど日本でしか手に入らない日本食です。これにはU君のお母さんも苦労しています。
久しぶりに日本に帰国したU君のために、甘えさせる人はU君の大好物を用意しました。
可愛がってくれる人と、甘えさせてくれる人も、U君に対する気持が入っています。和食を、あれにしようか?これにしようか?考えた末、茶碗蒸しを作り、スペシャルトッピングに、カナダ産の松茸を入れました。
U君の味の判断には、値段はまだ入っていません。好きか嫌いかだけです。好きなのは、納豆、豆腐、枝豆の豆類です。そうそう、お味噌汁も大好きです。豆だらけです。
どこが気に入ったのか、周りの人も首をかしげていますが、U君は、ドイツにいるときも「じーじじーじ」と、松葉博雄を支持してくれています。甘えさせてくれる人と思っているみたいです。考えてみると、幼児が慕って来るのは、3つの要因が考えられます。
①幼児が心を許すのは, 甘えさせてくれる人
②幼児が懐くのは、可愛がってくれる人
③幼児が一目を置くのは、ご飯をくれる人
U君が支持してくれるのは、U君を好きという以上に、U君が何をして欲しいかが、分かってして欲しい事をしてあげているからだと思います。つまり、甘えさせてあげているのです。しつけをする親から見ると、じいじ、ばあばは、親とは違って、つい甘えさせてしまうと言う問題が残ります。
今していることは、両足でU君を挟んで、逃げられないようにして、それでも逃げようとするU君との遊びです。
こんな、他愛のないことが幼児は好きなのです。一度終わっても、またもう一度をおねだりが続きます。可愛がってくれる人と、甘えさせてくれる人と、両方で行きたいと思います。
2011年8月6日(日)