2娘1(にこいち)は、女同士の仲の良い事です。夕やけこやこけの、2羽のあひるも2こ1です。

2娘1(にこいち)は、女同士の仲の良い事です。 お客様満足と、従業員満足は2こ1です。 姫路夢乃井で自然散策(3)

2娘1(にこいち)は、女同士の仲の良い事です。 2戸1は、二つの家が、くっついている事を言います。 では、男女の仲の良い事は何というでしょうか? 熱々カップルの事を『連理の枝』、『比翼の鳥』、と言います。

三階から見る庭の景色と、池や農園があるグランドとは、印象が変わってきます。 降りて見た方が、広く感じます。

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部屋から降りてすぐにある池には、アヒルの看板がありました。「ガーコの家」です。 手書きの文字で、あちらこちらに看板がありました。

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ガーコは、雄雌の2羽のアヒルです。 雌同士なら『2娘1』、雄雌なら『比翼の鳥』です。 見てて、とても仲の良い2羽です。 看板には、外から鳥が飛んでくるようですが、アヒルは飛んで逃げないのでしょうか? 実は、アヒルは数メートルしか飛べないのです。 だから、放し飼いにしてても心配ありません。

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よくできた案山子で、本当に誰か人が来るように見えます。

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山羊は、餌をくれる人と、餌をくれない人がちゃんとわかるようで、松葉博雄が近づいても、反応はありません。 これが、夕やけこやけの従業員がくると、ちゃんと寄って行くのです。

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畑の方に行ってみると、農園はかなり荒れています。 ホームページで紹介されていた自然農園のように、稲穂や農作物は、見当たりませんでした。

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かなり広い農地で、とても一人や二人の人力では耕して、作物を植えて育てるのは、難しいと思います。 やはり人の力では広すぎるようで、耕作機がありました。

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小さな柑橘類の木があります。近づいて見ると、柚子でもないし、どうやらキンカンのようです。

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夢前町は、柚子の里と言われています。 柚子が育つのは、気候が温暖な、せいでしょうか?**

「一休(ひとやすみ)ガーデン」の標識がありました。 でも、農作物は生えていません。

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稲も育てていると言うことですが、見当たりません。

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温泉宿に付随した広い畑が、宿泊客を喜ばし、喜んだ宿泊客が、温泉宿を応援すれば良循環です。

良循環と悪循環の分かれ目です。 良循環になるには、一年中畑が手入れされ、農作物が実り、収穫の風景が散歩中に見られ、収穫物も、食材に饗されることになります。 それには、専任の人がいて、常に畑が維持管理される必要があります。

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それには、それを支える宿泊客が途切れなくあり、管理費を維持できる収益が必要です。 宿泊客は、非日常的な農作業に触れ、畑に触れ、収穫物に触れ、ここに来て良かったと、牧歌的な体験に喜びます。 この良循環をつなぐのは、途切れのない宿泊客です。

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宿泊客が少なくなれば、維持管理の経費がでません。 経費がでなければ、畑は荒れていき、農作物は、来て見てみても実っていません。 荒れた畑を見れば、口コミは途絶え、連続的な集客に悪影響となります。 こうなると、お客様満足と、従業員満足は2こ1です。

夕食にはまだ時間があるので、夢乃井さんぽ道を、ヘビに注意しながら歩いてみます。

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散歩道には、ヘビ注意の看板があります。 雑木林ですから、むやみに入ると、そりゃぁヘビも出そうです。 道なりに進むことにします。

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クイズです。 一つの山に、何本の木が生えているか、数え方が分かりますか? 昔、豊臣秀吉がまだ若い時に、山の木を数える仕事がありました。 何千本もある木が、一体、数えたかどうかも分からなくなって、また数え直しで、作業員は困っていました。

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そこで秀吉はどうしたでしょうか? では、答えです。 縄を木をくくるサイズに切っておいて、縄が何本あるかをあらかじめ数えておきます。 そして、手当たり次第山の木に縄をくくっていきます。 もし、3000本の縄が、10本余れば、山の木は2990本です。なるほど、秀吉は偉いなぁ~!と、今日の檜の木にくくられている紐を見て思い出しました。

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夏になると、幼い子ども達が喜びそうな、舞台装置がありました。 昆虫採集です。

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カブトムシの家があって、柵の中では、カブトムシとクワガタが育てられています。 男の子なら、ゾクゾクするような、目が輝きそうな、喜びそうな施設です。 カブトムシは樹液と2個1です。

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クワガタを育てていると言うので、どんなものか覗いて見ます。 看板の直ぐ下に、大きなカブトムシのレプリカが留まっています。

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更に前を進むと、従業員満足の為の施設がありました。 「皆様に御接待するスタッフの宿舎」と記されています。 宿泊施設があれば、従業員の募集にも効果的です。

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夕やけこやけに来た時から、気になる綺麗な形の山がありました。 あの山は何という名前なのか、それが分かりました。 「明神山」です。

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看板の下に書いてある電話番号に電話すると、コーヒーの注文ができるそうです。 ここで、鳥の鳴き声を聞きながら、美味しいコーヒーを頂けるというのは、なかなかのサービスです。

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綺麗な苔で、露を含むと、きっと、ビロードのように輝くことと思います。

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ゆめの里には沢山の動物が生息しているようです。 カッコウ、キジ、キビタキ、カワセミ、アオジ、サギ、アカゲラ、メジロ、ウグイス、ホトトギス、モズ、ツバメ、ホオジロ、カケス、シジュウカラ、ヤマガラ、すずめなどの野鳥、タヌキ、きつね、イタチ、鹿、猪、うさぎも出るようです。

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最後に、『キリンビールはおいています。』と書いてあります。 何でしょう?

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森の中なので、鹿が横断するときは、鹿優先の看板がありました。

2011年9月15日(木)