ベートーベン広場のカフェで見たことは。真実の瞬間
カエデの葉、カエデの葉に似合うもの、カエデの葉の下のカフェで寄り添う美男美女です。カエデの葉と言えば、食用・薬用・木材料などに広く使われています。ドイツの街路樹もカエデがたくさんありました。
カエデの葉が、7月の太陽に輝いています。
カエデの葉に似合うものといえば、カエデの葉の下のカフェで、コーヒー
カップに寄り添う美男美女です。
ドイツのボン市内を散策して、とにかくたくさん目についたのはカフェです。
野外の路上に面したカフェがとにかくたくさんあり、人々はカフェで思い思
いの時間を過ごしているようでした。
緯度が高く、気候は少し寒いくらいの夏なので、屋外で本を読んだり、
コーヒーを飲んだり、ビールを飲んだり、
談話するのにはとてもいい環境なのかもしれません。
聖マルティン ミュンスター教会を中心に、市内にはあちらこちらにカエデ
の木が並んで、パラソルが置かれたカフェがあります。
なぜ、ヨーロッパにはこんなにカフェがあるのでしょう?
これも帰って来てインターネットで調べてみました。
ヨーロッパのカフェ文化を生み出したのは、フランス・パリだそうです。
7月は、ベストシーズンなので、カフェの外に出て、
オープンカフェでお茶を飲みたくなる、おしゃべりをしたくなる、
ぼんやりしたくなるのも分かります。
寒い冬はオープンカフェはどうするの?
しかし、北海道並の位置にあるヨーロッパで、
冬は、寒くなったときは、オープンカフェはどうするのでしょう?
調べてみると、寒くなると、ビニールの防寒を張ってまで、
オープンカフェを続けているようです。
パラソルも広く、雨が降っても太陽が照りつけても、
対応出来るようになっています。ちょっと心配なのは、突風です。
街角には沢山の花屋さんが
カエデの葉が茂る街角には、あちらこちらに花屋さんがあります。
花を買うのは、お金のゆとりと、心のゆとりが必要です。
毎日、夫婦ゲンカをしていたら、花を買う気にも、
毎月生活のやりくりが大変なら、花を飾る気にもならないと思います。
アーケードの下にも、カフェがあります。
ここなら雨が降っても、カフェでゆっくりすることができます。
ベートーベンの広場で一休み
私たちも、休憩をすることにしました。
路面に面したアイスクリーム屋さんで、アイスクリームを買って、
ベートーベンの広場の前のカフェスペースで休憩です。
真実の瞬間 流しのギター弾きの勝負は一瞬
アイスクリームを食べていると、ギターを持った流しのおじさんが、
素早く国籍を当て推量し、イタリア人といれば、オーソレミヨ、
ロシア人と見れば、帰れソレントに、
日本人と見れば、さくら さくらと言ったように、相手の気持ちに惹きつけて、
ちょっと興味を見せると、席に近づきギターを弾き続けます。
こうなると、お客さんは、にこにこして結構ですとは言えなくなり、
チップを渡すことになります。
ギター弾きとお客さんとの勝負は一瞬です。
これこそ真実の瞬間でした。
その人を見た瞬間に曲を考え、考える間もなくギター
を鳴らし、ギターが鳴り始めると同時に客の前に笑顔で近づき、
視線を離さないで、「私はあなたの為に、この曲を弾いていますよ」と訴え
られれば、中々お断りはできません。
カエデの葉の木陰にいる私の前に来るかなぁと、
興味を持って待っていると、ここまで来るまでに、
何人もの客の心を捉え、流しは大繁盛です。
カフェの席ごとに担当者がいます
カフェのテーブルにも、それぞれ担当者がいて、担当者が注文を聞き、
飲み物を届け、精算を担当し、精算の時にチップを頂いています。
そのために、昔のバスの車掌さんのように、太いベルトにがま口のような鞄
をくくりつけ、中には小銭がチャラチャラと音を立てて揺れています。
カフェにはペット連れと喫煙者が多い
ドイツで特長的なことは、オープンカフェでは、犬があちらこちらで
人と一緒にいることです。
どうも気になるのは、喫煙者が多いことです。
若い人でも、周りに気兼ねすることなく、勝手にたばこを吸っています。
たばこの煙の流れが、こちらに来ると困ります。
イスラム文化圏の人たちの往来も目につきます。
男性は、ヒゲの濃さで、女性は、スカーフを巻いている姿で、イスラム文化
圏の人だなぁと感じました。
甘党が多いなあ
ヨーロッパの人を見て感じることは、甘いものが好きだと言うことです。
カフェでくつろいでいる女性も男性も、甘いアイスクリームや生クリームの
乗った飲み物を飲んでいます。
もちろん、ビール大国ドイツなので、ビールを飲んでいる人もたくさんいました。
絵になるような、美しい女性と、プレイボーイの表紙に出るような、
いい男の、カップルは、どこにいるのかなぁと見て回ってみても、
こんなカップルはそう、あちらこちらにいるものではありません。
やはり、いい男といい女の組み合わせは、希少価値です。
カフェの後はショッピング
ミュンスター広場の前のカフェで休憩したあと、
何をしようかとショッピングをすることにしました。
ショッピングモールのような場所の衣料品などを見てみましたが、
特に欲しいものはありません。
ブラブラと歩いて、ウィンドウショッピングをしていたら、
エライことが起きました。
駐禁の取締です。
ボン大学の入り口の脇に、Kちゃんが車を置いて、
私たちを迎えに来てくれるわずかな間に、交通巡査がやって来て、
駐禁の切符を切ってしまいました。
言い訳は、通じません。おまわりさんは、I’m Sorryと言っただけです。
駐禁は、罰金が約7,000円です。
反則ポイントはありませんでした。
Kちゃんが来る間待っていた場所が、交通センターです。
旅行者に道案内をしてくれる場所です。
ベートーヴェンがお出迎え
入り口にはベートーヴェンがビックリするような
ガウンを纏い出迎えてくれます。
ベートーヴェンにも、色々なベートーヴェンがあるのだなぁと驚きました。
ベートーヴェンの多様性です。
階段を上がって上の階に行くと、いくつかの小さな部屋があり、
セミナーもできるようになっていました。