コンタクトレンズのケア:コンタクトレンズのケア用品のトップメーカー、オプティフリーのアルコン
コンタクトレンズのケア用品のコールド滅菌の市場シェアをいち早く広げて来たのは、アルコン社のオプティフリーです。
コンタクトレンズのケア用品で、さんプラザコンタクトレンズが、コールド滅菌が許可されたとき(1991年)から推奨していたのが、オプティフリーを販売する、アルコンです。
アルコンとは、長い取引関係が続いていましたが、2011年に、アルコンとチバの事業統合が始まり、アルコンのケア用品は、チバのコンタクトレンズと、販売担当者が同じ人になります。従って、支払いも、販売担当者が集金に来る事になります。
オプティフリーは、日本市場でゼロからのスタートでした。ソフトコンタクトレンズの使用後の殺菌・消毒は、日本では、厚生労働省が、煮沸消毒しか認めていない時代がありました。
その後、規制緩和(1991年頃)により、液体で殺菌・消毒・保存を1つでできる、マルチパーパスソリューションが販売許可され、アルコンのオプティフリー(1996年発売)は、どんどん市場シェアを広げて来ました。
長いお付き合いでしたが、アルコンの担当者による集金は、これが最後です。
オプティフリーが市場から消えるわけではなく、担当者が変わるわけですが、なんとなく1つの時代が終わったような気がします。
事業統合が始まると、人事異動もあり、オプティフリーだけを扱っていた担当者は、使い捨てコンタクトレンズの担当を兼務することになります。事業統合を機に、職場を去っていく人もいるようです。
2011年6月27日(月)