兵庫県立大学 社会人大学院のMBA取得者によるマーケティング特殊講義
2005年11月15日。今日の社会人大学院のMBA取得者による講義は、「マーケティングマネジメントの理論と実践」について松葉博雄が担当します。
教科書は、兵庫県立大学(旧神戸商科大学)社会人大学院のMBA取得者で執筆した「マーケティングの理論と実践」を使います。
マーケティングマネジメントの講義のあらすじは、
1.人生のマーケティング
2.経営者の視点からのマーケティング
3.実例マーケティング・マネジメント
4.コンタクトレンズのマーケティング
5.サービス・マーケティングの事例
6.マーケティング統括としての企業の評判(レピテーション管理)
7.震災マーケティングの事例
8.戦略的マーケティングの事例(メルスプラン)
などについてお話をしていきます。
マーケティングの目的と実践は、顧客の創造であること、あるいは顧客満足の追求が企業を存続することである事などをお話しします。
学生の皆さんにとって大切な事は、マーケティングを単なる学問と考えるだけでなくて、人生のマーケティングと言う事を考えた方が、応用できるのではないかと話をしています。
社会人大学院生は大学院で理論を学び、研究を行い、実践に応用することです。
さらに、これを実践教育に貢献できれば、社会人大学院生としては入学して勉強した甲斐があります。
社会人大学院生として、学部生に伝えたいことは、実践上のビジネスで学んだことです。これは、本には書いていない、自らの経験で学んだことが中心になります。
社会人大学院生は、一旦就職し、実務を経験していることで、理論的な面だけでなく、経験的な話を付け加えることが、学生にはうけています。
例えば、こんな講義の内容です。
ひとたび起業するとなると、商売のネタ探し、志を立てて経営者になろうとする意識、ビジネスルール商習慣の習慣、資金の準備、資金繰り、ビジネスをしたいとうい熱意などが大切になってきます。
理論と実践の融合を目指しています。実際に日々のビジネスを行っている社会人大学院生の意見は、学生にとってみると、本で読むことと違ったリアリティのある話を期待されています。