須磨浦山上遊園:須磨浦山上遊園で花見です。桜の向こうに海が見えました。

須磨浦山上遊園:須磨浦山上遊園で花見です。桜の向こうに海が見えました。海の上には船が浮かび、一世代前の、父母のことを思い出してしまいます。昼食は桜を見ながら「須磨観光ハウス 味と宿 花月」で頂きます。須磨浦山上遊園で花見(2)

須磨浦山上遊園で花見です。今日は子供達と孫と一緒です。

「須磨観光ハウス」に着きました。階段を上っていると、松葉博雄は、来し方のことを思い出します。何を思い出すかと言えば、亡くなった父母と一緒に、松葉博雄の奥さんと、子ども3人を連れ、一緒に須磨観光ハウスで食事をしたことです。

**

30年近く前のことなので、松葉博雄は当時、車の運転係で、父母を乗せて車で観光地に家族と一緒に行けば、ほとんどの費用を父母が払ってくれていました。須磨観光ハウスの料理も、父母に払って貰っていました。

車の運転をしているので、ビールは飲んでいませんでした。

**

あれから、世代が交代し、松葉博雄と奥さんは、子ども達と、孫と、一緒の時には、諸経費を払う立場になりました。この桜を見ながら、昔の事がつい、浮かんで来ます。

**

少し高台にあって、大きくとられた窓からは、立派な桜を見ることができます。

サービス係の人が案内してくれたのは、窓際ではない席でした。窓から見える桜を間近に見ながら、昼食を頂きたい計画が少し狂っています。

**

今日は、電車で来ているので、いつもの似非ビール(麒麟フリー)ではなく、アサヒスーパードライを頂いています。

松葉博雄の奥さんは、花御膳を注文しました。

** **

刺身、肉巻き、魚などの御膳で、所々に桜色の料理や、桜の形をしった飾りがあり、なかなか粋な演出です。

**

松葉博雄が注文したのは、懐石料理です。懐石料理なので、花御膳のように、一度に全部が出てきません。

** **

松葉博雄にとってみたら、ビールを飲みながら、奥さんの花御膳に箸を出し、少し頂いてビールを飲んだ方が、ペースがゆっくりでいいのです。

** **

窓から見える海には、大きな客船が運航中です。

**

穏やかな海、穏やかな気候です。やはり思い出すのは、30年近くもなる父母に、松葉博雄の娘や息子(孫達)を可愛がって貰ったことです。

**

子ども達の注文するのは、「かぐや姫」と言う、お子様セットです。「かぐや姫」には、なんかオマケがついていて、オマケに釣られて食べもしないお料理を注文し、今から思えば、無駄なお金を使わせてしまいました。しかし、おじいちゃん、おばあちゃんは、孫の要求に、笑顔で応えて、「いいよ いいよ」と、甘い対応でした。

** **

桜の花を見ながら、美味しい食事を頂いて、松葉博雄は一句詠んでみることにしました。

「須磨の海 海と桜を かえりみて  昔を想う 今日のよき日に」

** **

周りを見れば、ほとんどが、後期高齢のご夫婦の方や、後期高齢の友達グループの方ばかりです。

**

アサヒスーパードライを2本飲んで、懐石料理を食べて、桜を窓越しにしっかり見て、父母のことや、父母が子ども達を可愛がってくれたことを思い出し、大変意義深い花見となりました。この後は「花月」を出て、庭の桜を観賞します。

**

元々迎賓館であった「花月」の建物と桜がある風景は、神戸らしい、神戸独特の桜風景かもしれません。とても情緒のある景観です。

**

後期高齢者の方が、写真を撮りあっていたので、松葉博雄が全員写るように、カメラを預かり、記念写真のお手伝いをしました。

**

皆さん、表情が硬いので、笑っていだくように、笑い話をしつつ、にっこりしたところを、ハイぱちりと写真を撮れば、皆さん大喜びで、何度も何度もご挨拶を受けました。よいことをしたなぁと思いつつ、次の場所へ向かいます。

2011年4月7日(木)