ベラビスタ境ガ浜ホテル(現在:ベラビスタ スパ&マリーナ 尾道)の朝「尾道温泉」の露天風呂 翌朝は部屋のダニに噛まれて傷だらけになっていました
ベラビスタ境ガ浜ホテルの「尾道温泉」には、ヨットハーバーの見える露天風呂があります。翌朝は部屋のダニに噛まれて傷だらけになっていました 広島県尾道の旅(5)
ベラビスタ境ガ浜ホテルでの朝です。
瀬戸内海の朝日を浴びたホテルの窓からの景色も、とても美しく、
すがすがしい目覚めとなりました。
同じ景色を、少し時間を変えて見ると、
写る写真は、別の景色のように見えて来ます。
ベラビスタ境ガ浜ホテルの売り物は、温泉施設です。
露天風呂からは、瀬戸内の景色が、一枚の絵の様に、ひとつの動画のように、
展望台から見る景色のように、
様々な、四季折々の、瀬戸内の景色を見せてくれます。
岩盤浴もあるようで、短時間に、温泉や、露天風呂や、岩盤浴をはしごするには、
ややのぼせてしまいそうです。
温泉の名前は「尾道温泉」で、
説明書によれば水温は19度の源泉からでるお湯です。
マリーナには、立派な舟が並び、
あの舟で沖に出て遊びたいなぁという願望が沸いてきます。
瀬戸内の魚を釣るのもいいし、海の風にあたってクルージングもいいし、
夏になればどこかの花火大会へ出かけてもいいです。
松葉博雄の息子は、大学生の時に、ヨット部でヨットに乗って、
寒いときも、天候が少々荒いときも、ヨットの練習をしていました。
この穏やかな景色を見て、ここでヨットに乗れたらいいなぁと、
一言言うと、買ってくれるん?と言われ、会話はとまります。
朝食は、ホテルのロビーの奥の、
絨毯を敷いた日本間のテーブルで頂きます。
なるほど造船会社の接待用のリゾート施設から、
ホテルが始まったことが頷けます。
朝食で一緒になったお客様方には、
ロシア語で会話をしているようなグループがいて、
どうも、造船の仕事のように伝わって来ました。
昨夜の食事の双忘でも、
世界各地で運行している、船の話が聞こえてきました。
黒塗りの高級そうなお膳で、和食の朝ご飯がでてきました。
焼き物、和え物、煮物、漬け物などのメニューです。
席に着いて、やや待たされたのは、
黒ごまのお粥を熱するのに時間がかかったようですが、
お椀に入っているお料理は、冷めていました。
黒ごまのお粥を、ロシア風の宿泊客が食べられるか、
興味を持って見ていると、やはり大きな食パンを頂いていました。
黒ごまのお粥は珍しく、お粥は水分が多いので、
一膳食べた所で大方水分なので、おかわりをしておかないと、
この後お腹が空いてきます。
リゾートの朝に、一番ピッタリに合うのは、朝風呂と朝酒です。
冷たいビールを飲みたいところ、ぐっと堪えて、ビールを控えました。
ホテルの客室の中にも風呂があり、風呂の壁は、ガラス張りで、
これは、いつか見たハワイのリゾートホテル「カパルア・ベイ・ホテル」を思い出します。
ラグジュアリーな施設は、富裕層が集まる、
世界のリゾート地のハワイに始まり、ゆっくりと世界に伝播していき、
ここベラビスタ境ガ浜ホテルにも伝わっていることを感じます。
ホテルの部屋から、マリーナの横の方を見ると、丁度、船が走行中です。
この辺りは、かつては村上水軍が勢力をふるっていた場所です。
朝ご飯を食べて、ちょっと一息ついてからホテルをチェックアウトします。
とてもキレイなホテルで、お料理も美味しく、
サービスも気持ちの良いホテルでした。
また、こちらに立ち寄りたいと思うと、
気がついたことをアンケートに答える方が、ホテルの改善に繋がります。
アンケート用紙に意見を書いて、宿泊支配人の西川誠さんに直接渡し、
一層ベラビスタ境ガ浜ホテルが、
快適なリゾートホテルになるようにと、言葉を伝えました。
伝えたことは、部屋のダニに噛まれて、朝起きてみると、
身体中にダニが噛んだ傷跡があったことです。
嘘ではない証拠に、服をめくって、ダニの噛んだ肌を見せました。
マネージャーは、慣れているのか別段、驚きもしませんでした。
次の目的地へ向かいます。今日のお天気は上々です。
これからしまなみ海道へ向かいます。
2011年3月4日(金)