午年(うまとし)に思うこと なぜ人は、毎年「有馬記念」に熱狂するのか
投稿No:10503

なぜ人は、毎年「有馬記念」に熱狂するのか

――現地写真が語る、日本一特別な競馬の一日
競馬をあまり知らない人でも、
「有馬記念」という名前だけは
聞いたことがあるのではないでしょうか。
年末、テレビのニュースや
スポーツ番組で必ず話題になり、
SNSでも「当たった」「外れた」
「悔しい!」という声が溢れます。
すでにレースは終わっています。
それでも、有馬記念の記事は
毎年、年末から年始にかけて多く検索され続けます。
なぜ、有馬記念はこれほどまでに人を惹きつけるのでしょうか。
今回は、
実際に有馬記念へ入場した
わが社の担当の メニコン社員の方から提供いただいた写真を交えながら、
その理由を紐解いてみたいと思います。

有馬記念は「競馬を知らない人」も巻き込む特別なレース
有馬記念は、単なるGⅠレースではありません。
一年の競馬を締めくくる大舞台
ファン投票で出走馬が決まる
家族や友人と語り合いながら予想する年末行事
競馬ファンだけでなく、普段馬券を買わない人まで参加する。
これが、有馬記念最大の特徴です。
「今年はどの馬だと思う?」
「去年は当たったよね」
そんな会話が、年末の風物詩になっています。
テレビドラマのように、競馬は“多くの人”に支えられている
レースで注目されるのは、
どうしても 馬と騎手です。

しかし実際の競馬場では、
テレビドラマのワンシーンのように、
数えきれない人たちがこの一日を支えています。
厩務員
調教師
獣医師
馬場整備スタッフ
発走を支える係員
観客を安全に誘導するスタッフ
有馬記念当日の競馬場は、
巨大な一つの舞台装置のようです。
その空気を、現地で体感できること自体が、
ファンにとっては何よりの贅沢なのかもしれません。
「勝つ」ことが、どれほど難しいか

有馬記念に出走できるだけでも、一流。
その中で 勝てるのは、たった1頭です。
体調
馬場状態
枠順
展開
騎手の判断
ほんのわずかなズレが、
勝敗を大きく左右します。
だからこそ、有馬記念の勝利は
一年の努力が報われる瞬間であり、
競馬関係者にとっては、まさに夢の舞台です。
優勝賞金は? それでも「お金だけ」ではない理由

有馬記念の優勝賞金は、
日本競馬の中でもトップクラス。
今回の記念に買った馬券は、
なんと、10倍の払い戻しでした。
しかし、
それ以上に価値があるのは、

名前が歴史に刻まれること
ファンの記憶に残ること
何年経っても語られる一戦になること
だからこそ、有馬記念は
「勝ちたいレース」ではなく
「勝ち続けて語られるレース」なのです。
予想が外れたときの悔しさも、有馬記念の醍醐味

有馬記念のあと、必ず聞こえてくる言葉があります。
「なんで、あの馬を切ったんだろう…」
「最後まで信じればよかった」
予想が外れた悔しさ。
それでも、どこか満足感が残る。
それは、
本気で考え、本気で楽しんだからではないでしょうか。
写真が伝える、競馬場の“異様な熱気”

提供いただいた写真からは、
テレビ越しでは伝わらない 競馬場の空気が感じられます。

スタンドを埋め尽くす人、人、人
発走前の張り詰めた静けさ
ゴール前の一斉の歓声

有馬記念は、

見るスポーツであり、体験するイベントでもあります。
一度でも現地で観た人が、
「また行きたい」と言う理由が、そこにあります。

有馬記念は、終わってからも語られるレース
有馬記念は、
結果が出た瞬間に終わるレースではありません。

「あの年の有馬は…」
「あの馬が強かった」
「あの時の予想は惜しかった」
記憶と会話の中で、何度も走り続けるレース。

だからこそ、
年が明けても、何年経っても、
人は有馬記念の記事を読み、振り返るのです。
