ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』がきっかけで、初めて阪神競馬場へ行ってみた
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ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』がきっかけで、初めて阪神競馬場へ行ってみた

午年を前に、初めて阪神競馬場へ

― 馬券を買わない私が、馬に心を動かされた一日 ―
2026年は午年。
「馬」に縁のある一年になります。

そこで今年のうちに一度、
本物の競馬場を見ておこうと思い、
阪神競馬場を初めて訪れました。
正直に言えば、
これまで競馬にはほとんど関心がありませんでした。
馬券を買ったこともありません。
きっかけは、
テレビドラマ**『ロイヤルファミリー』**です。
有馬記念優勝を目指す人々と馬の物語を見て、
「競馬とは、ギャンブルではなく
多くの人が支える“世界”なのではないか」
と感じたからです。
初めての競馬場は、想像以上に“開かれた場所”
第77回 阪神ジュベナイルフィリーズ(GⅠ)
18頭が出走する大きなレースの日でした。
競馬場に足を踏み入れて、
まず驚いたのはその雰囲気です。
広い敷地
公園のような空間
親子連れの姿
イベントブースや飲食店
「競馬場=大人の世界」という
先入観は、あっさり覆されました。
パドックで感じた「馬の存在感」

レース前、
馬たちが周回するパドックへ。
テレビでは何度も見た光景ですが、
実物はまったく違います。

筋肉の張り
毛並みの艶
落ち着いて歩く馬
少し興奮気味の馬
一頭一頭が、
生き物としての個性を持っていました。
「この馬に夢を託す人がいる」
そう思うと、
自然と見方が変わってきます。

馬券は買わなくても、応援はできる

私は、馬券の買い方も、
予想の仕方も分かりません。
それでも、
レースが始まると周囲の熱気に包まれました。

競馬ファンは、
ただ当てたいのではなく、
好きな馬を信じ
成長を見守り
勝利を願っている
「夢を掛けて応援している」
そんな空気が伝わってきます。
初心者に優しい競馬場という仕組み

競馬場内には、
ビギナー向けの案内スタッフもいます。
馬券の種類
買い方
ルールの説明
「知らない人を排除しない」
この姿勢は、
競馬という文化を支える
大切な仕組みだと感じました。
馬は主役、人は支える側

競馬場を歩いて感じたのは、
この世界は
調教師
厩務員
獣医
運営スタッフ
ファン
多くの人が一頭の馬を支えている
ということです。
ドラマで描かれていた世界は、
決して誇張ではありませんでした。
午年を前に、馬を見るという体験
馬券を買わなくても、
競馬を知らなくても、
競馬場は楽しめます。
2026年、午年。
「馬」という存在に、
少し目を向けてみる。
阪神競馬場での初体験は、
そんなきっかけを与えてくれました
まだまだ気になること
「競馬場はなぜ家族連れが多いのか」
「馬券を買わない人間が競馬場で感じたこと」
「有馬記念はなぜ国民的レースなのか」
「馬と人、どちらが主役なのか」