年末の大掃除 事務所は社員一丸となって自分達の手で、自宅はあえてプロに 役割分担”と“感謝の心
年末の大掃除に思う事 事務所は社員一丸となって自分達の手で、自宅はあえてプロに任せるという選択から見えてきた“役割分担”と“感謝の心

年末の大掃除に思うこと|事務所は社員一丸で、自宅はプロに任せて見えた「役割分担」と感謝の心
年の瀬が近づくと、

身の回りを「整えたい」という気持ちが、
自然と心に芽生えてきます。
一年間使い続けてきた事務所、
そして毎日の暮らしを支えてくれた自宅。
そこには、日々の積み重ねが
静かに刻まれています。
年末の大掃除は、
単なる片付けではありません。
この一年を無事に過ごせたことへの感謝と、
新しい年を気持ちよく迎えるための
節目の行いだと、私は考えています。
事務所の大掃除は「自分たちの手」で
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年末が近づくと、
事務所でも恒例の大掃除が始まります。
普段はなかなか手が届かない場所を、
皆で分担して丁寧に掃除します。

窓辺の棚に置いてある
植木鉢は一度すべて移動させ、
棚を拭き、窓ガラスを磨き、
床や机の下まで念入りに。
室内側の窓ガラス拭きは、

力仕事になるため男性陣の出番です。
外側は管理会社がゴンドラを使って
清掃してくれています。
こうして皆で手を動かしていると、
職場の空気まで少しずつ
整っていくのを感じます。

事務所を一番散らかしているのは、どうやら私のようです。

私の机の周りには、
経営資料や研究資料が山積みのまま。
捨てればいいと分かっていても、
「いつか使うかもしれない」と思うと、
なかなか手放せません。
物は減らないのに、
時間だけは確実に過ぎていきます。
大掃除のたびに、
そんな自分自身とも向き合わされます。
自宅の大掃除は「プロに任せる」決断
一方、自宅の大掃除は、
あえてハウスクリーニングの専門業者にお願いしました。
私はもう若くはありません。
高所作業や力仕事を、
自分一人でこなすのは
正直なところ難しくなりました。
淡路市岩屋の自宅では、

窓ガラス
鏡
高所の汚れ
高圧洗浄が必要なテラス

など、日常掃除では
手が回らない部分を中心に依頼しました。
「自分でできるところは自分で、
できないところを重点的にプロに任せる」
これが一番効率的で、
結果的にお得だと教えていただきました。
まさに餅は餅屋です。

プロの仕事は、やはり違う

当日は複数人のスタッフが来られ、
それぞれが担当場所を決め、
手際よく作業を進めていきます。

特に印象的だったのは天窓の清掃です。

屋上からの高所作業で、
野鳥が付けた傷や防水部分の
点検まで行ってくれました。
これは素人にはとても真似できない仕事です。
危険も伴いますし、
技術と経験がなければ成り立ちません。

どんな分野でも、
その道のプロに任せれば、
結果の違いは歴然です。
反省と決断 —— バナナの木を伐採

今回、最も苦労したのが
バナナの樹液によるシミでした。
同じ問題を繰り返さないため、
思い切ってバナナの木を伐採することにしました。
奥さんに手伝ってもらい、
天井まで伸びたバナナの木を
汗を流して切り倒しました。
その結果、中庭は見通しが良くなり、
光が入り、明るい空間へと変わりました。
家がきれいになると、心も整う

窓ガラスが磨かれ、
水回りが整い、
家全体が少しずつ明るくなっていく。

その様子を見ていると、
不思議と心の中まで
スッと軽くなっていきます。
気になっていた問題が一つずつ解決され、
私も奥さんも、
大きな安心感を得ることができました。
事務所は自分たちで、自宅はプロに

事務所の大掃除は、
日頃使っている場所に向き合い、
仲間や仕事そのものに感謝する時間です。
自宅の掃除は、
日々の生活を支えてくれる空間への感謝。
そして、自分自身を
休ませるための整えでもあります。
公の場と、私の場。
それぞれに役割があり、
意味があり、感謝があります。
この二つを丁寧に整えることで、
一年を穏やかに締めくくり、
新しい年を気持ちよく迎えられる。
年末の大掃除は、
そんなことを改めて教えてくれる時間でした。
