子どものころから、

園芸や家庭菜園、庭づくり、

ガーデニング、池づくり、

そして土いじりが大好きでした。

しかし、神戸の都市部では土地が限られており、

思い描くような造園はなかなかできませんでした。

淡路市に移り住んで

広い土地を購入できたことで、

子どものころにやりたかったことに

挑戦できるようになりました。

とはいえ、今度は年齢を重ねて

力仕事が思うようにいかない。

仕事も続けていて時間が思うようにならない等

人生はなかなか思い通りにはいきません。

それでも今、

好きなように土と向き合える環境が整ったことは、

本当に幸せです。

淡路市岩屋の棚田跡地を、

思い描く庭へと整えていきたいのですが、

人手不足が深刻で、

工務店も職人さんが集まらず

困っているのが現状です。

お金があって土地が手に入っても、

すぐに思い通りには進まない——

これもまた人生なのだと感じています。

◆庭づくりの進捗：道の舗装が2本完成しました

荒れ地を開拓しながら、

荒れ地の整備を少しずつ進めています。

前回、棚田の下方へ続く道を舗装するため、

コンクリートを流し込みました。

👇詳細はこちら

（過去ブログ：手間とお金を注いだ道楽「棚田の舗装」）

そろそろ乾いた頃だろうと思い、

出来具合を確認しに行ってみると、

コンクリートはしっかり固まっていました。

滑り止めのために付けた

刷毛跡もきれいに残っており、

職人さんの丁寧な仕事ぶりがうかがえます。

固まったコンクリートの両端に設置していた

木枠を外していきます。

等間隔で埋めておいた木材は、

この木枠を外す際にも大きく役立ちました。

作業員の方々が丁寧に抜き取り、持ち帰られました。

◆荒れ地から始まった庭づくり

この棚田をつくる最初の一歩は、

想像以上に大変でした。

まずは、長年放置されて

生い茂った草の草刈りから。

草むらからイノシシが

飛び出してきたこともありました。

（過去ブログ：耕作放棄地になって　イノシシの棲み処　草刈り）

その後、測量を終えるまでにも時間がかかり、

ようやく庭づくりのスタートラインに立てたのは、

かなり経ってからのことでした。

（過去ブログ：手間とお金を注いだ道楽「棚田の舗装」）

しかし、その時には

未来の土地活用への希望が大きく広がりました。

昨年はユリやフリージアが美しく咲き

荒れ地を花壇にする喜びも味わえました。

ただし、少し放置すると

夏にはすぐ草が生い茂り、

また草刈りをする——

そんな繰り返しの日々でもあります。

◆のんびりでも確実に進む造園

今回ようやく、

棚田下方への道の舗装が１本完成しました。

舗装したい道はまだまだありますが、

一気に全てを進めることは難しいのが現実です。

それでも、庭づくりは

のんびり少しずつ進行中です。

時間はかかっても、ひとつひとつ

形になっていく様子を見るのは、

庭造りならではの醍醐味です。

兵庫県立淡路景観園芸学校で2年まなび

庭の設計や、基本的な園芸を学びました。

これから、その知識を生かす時です。

これからも無理せず、一歩ずつ確かな歩調で

庭づくりを楽しんでいきたいと思います。

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                                                           2025.12.08