淡路市岩屋 耕作放棄地の整備 環境美化に取り組むと 時間と資金がかかります
投稿No:10401
淡路市岩屋 耕作放棄地の整備 棚田再生と環境美化に取り組んだ、秋の造園記録
今までに何度となく
耕作放棄地の棚田の整理をしていますが
棚田整備をする時に一番大きな問題は、
粗大ごみの整理です。
まずは、ゴミを処分する車の搬入口を整備して、
車が入るように道路を作りました。

棚田は長らく、耕作放棄地として
雑草が生い茂るまま
放置されていたようです。
いつの間にか、
イノシシの棲家にもなっていました。

土地が荒れると、
自然にゴミを捨てる人が集まって来て
棚田には産業廃棄物のような
重量物や、燃えないゴミ、消防用のホース
或いは家電製品の古くなった物などが
捨てられていて、これを廃棄するのも
素人ではできない大仕事です。

棚田を花壇や、畑に
作物ができる野菜畑にしようとすると
ブルドーザーで整地してみれば
荒ゴミ、粗大ごみ、産業廃棄物などが
どんどん出てきました。

トラックが出入りできるようになると
捨てられたゴミを重機で集めて
トラックに乗せて、少しづつ
キレイな土地に変えてきました。

今回はさらに奥まで
トラックが入れるように
進入道路の工事を進めています。

工務店には人手不足の問題があって
工事を早く進めるよう
いろいろなお願いをしましたが
すぐには着工できません。

2025年の大阪万博にも
職人達が手を取られたので
そのしわ寄せも
遠く離れた淡路市にも影響がでました。

畑に新しい土を入れる
トラックは重量物なので
道路を整備するためには
コンクリートを敷くだけでなく
土を均した上に、鉄筋を敷いて
その上にバラス(砕石)を敷き詰め
路面を水平にとっていきます。

この作業だけでも大変で
これが終わると、生コンクリートが
路面に注入される予定になっています。

コンクリートで路面を固めないと
雑草が生い茂って

棚田に入って行くのも
嫌になるくらい、
背丈が伸びています。

コンクリートを敷くことで
通る道が確保できて
棚田の造園作業が進みます。

