花粉症シーズン真っ只中! コンタクトレンズを使用している方は 注意が必要です
投稿No:10206
花粉症シーズン真っ只中! コンタクトレンズを使用している方は 注意が必要です
春になるのは嬉しいことですが、
気温が上がり、花粉症の症状を
訴える人が増えてきました。
それに伴い、眼科を受診する方も
急激に増えています。
花粉症による目のかゆみや充血、
異物感に悩む人が多く、
特にコンタクトレンズを
使用している方は注意が必要です。
花粉シーズンはまだまだ続きます。
スギ花粉がピークを迎えた後も、
ヒノキ花粉が飛散するため、
5月頃まで花粉の影響が続くことが予想されます。
特に花粉症の症状が出やすい方は、
適切な対策が必要です。
私も花粉症に悩まされていて、
くしゃみや鼻水が止まりません。
そして、奥さんも
毎日ひどい花粉症に悩まされ、
とても苦しんでいてかわいそうです。
お互いに何とかこの時期を
乗り切ろうとしています。
さらに、花粉だけでなく、
これから黄砂も飛んでくるため、
目の不快感がさらに増すことと思います。
黄砂は非常に細かい粒子なので、
目のトラブルを引き起こしやすくなります。
花粉と黄砂のダブルパンチに備え、
目の健康のために、十分な注意が必要です。
(過去ブログ:コロナ禍、花粉症に続いて 黄砂が飛来)
コンタクトレンズは
花粉が付着しやすく、目の不快感を
引き起こす原因になります。
花粉がレンズに付着すると、
目がゴロゴロしたり、
目のかゆみや異物感が増加します。
また、アレルギー反応により
涙の質が変化します。
花粉が目に入ると、アレルギー反応によって
涙の成分バランスが崩れ、
目を潤す機能が低下することがあります。
一方で、花粉による刺激で
涙が多く出る人もいます。
これは、目に入った異物(花粉)を
洗い流そうとする防御反応です。
ただし、この場合も涙の質が
悪くなっていることが多く、
目の乾燥や異物感を伴うことが多いです。
また、アレルギー反応による
炎症が起こりやすく、
適切なケアを怠ると角膜や結膜に
炎症が広がる可能性があります。
のどが痛くなって、発熱することもあります。
目に違和感を感じたら、
すぐに眼科を受診してください。
花粉や黄砂が目に付着すると、
かゆみや充血、異物感が出ることがあります。
少しの違和感でも放置せず、
すぐにコンタクトレンズを外し、
目を休めることが大切です。
目が充血し、かゆみが続く場合や、
コンタクトレンズ装着時に
強い異物感を感じる場合は、
早めの対処が必要です。
さらに、痛みや視界のかすみ、
まぶしさを感じたり、
目を開けるのがつらい場合は、
角膜や結膜に異常がある可能性があるため、
すぐに眼科を受診してください。
目の異常を放置すると、
様々な目の疾患を
引き起こす可能性が高まります。
特にコンタクトレンズを
装着したまま違和感を我慢すると、
角膜に傷がついたり、
感染症にかかる危険性があるため、
早めの受診が重要です。
また、眼科では目の状態を
正確に診断してもらうことができるので、
花粉症だと思っていた症状が
実は別の病気だった、というケースもあります。
コンタクトレンズを装着するときは、
必ず石鹸でよく
手を洗ってからにしてください。
手に付着した花粉や黄砂、
雑菌がレンズを通じて目に入ると、
炎症や感染の原因になります。
特に花粉症の時期は、
こまめな手洗いを心がけて、
清潔な状態でレンズを扱うことが大切です。
ケースも定期的に洗浄・交換し、
花粉や雑菌の繁殖を防ぐことが大切です。
花粉症の時期のコンタクトレンズは
1dayタイプのを使うと、
毎日新しいレンズに交換できるため、
清潔な状態を保ちやすく、
花粉症の時期におすすめです。
ハードコンタクトレンズでも
「メニコン フォーシーズン」という
世界初の3か月の
使い捨てコンタクトレンズがあります。
フォーシーズンはキズや汚れが蓄積する前に、
交換することができます。
また、花粉や黄砂が多い日は
メガネに切り替えるのも大切です。
コンタクトレンズを避けることで、
目への負担を軽減して、異物の侵入を防げます。
最後に、レンズを外したら、
しっかり洗浄・消毒を行ってください。
こまめなケアと早めの眼科受診を心がけ、
無理をせず目の健康を守りましょう。
違和感を感じたら、迷わず眼科を受診し、
大切な目を守ってください。