三寒四温 気温の変化で 濃霧 大きな明石海峡大橋さえ遠くに見えて、、 

投稿No:10189

三寒四温 気温の変化で 深い霧 大きな明石海峡大橋さえ遠くに見えて、、 春の陽気で 濃霧に包まれた明石海峡大橋 春は濃霧が発生しやすくなります

深い霧

先日、まるで春が

一足早く訪れたかのような、

暖かい日がありました。

日中には、上着が不要なほどの陽気で、

これまでの寒さを

忘れてしまいそうなほどです。

この日は自宅にいたのですが、

ふと外を見ると、外の景色が白くなっています。

遠くを見てみると明石海峡には、

濃霧が発生していました。

急に暖かくなったこんな日は、

特に霧が発生しやすくなります。

春は霧が発生しやすいシーズンです。

明石海峡大橋を見てみると、

濃霧で、ほとんど見えなくなっていました。

明石海峡大橋の橋脚は、

100mを越える高さですが

端の部分が少し見える程度です。

まるで別世界です。

これは「移流霧」と呼ばれる霧が原因です。

移流霧とは、暖かく湿った空気が

冷たい水面の上を流れたときに、

その空気が冷やされ、

水蒸気が凝結して発生する霧のことです。

つまり、この日は

気温が急に上昇したため、

南から暖かく湿った空気が流れ込み、

それが冬の間に冷え切った

海水の上を通過したことで、

霧が発生したのです。

さらに、明石海峡は潮流が速く、

海水の温度変化が大きい場所です。

このため、こうした霧が

発生しやすい環境が整っています。

あまり霧が濃くなると、

明石海峡大橋は

通行止めになることもあります。

気になってニュースを確認してみましたが、

今回はそこまでの影響はなく、

通行止めにはなっていないようでした。

この様な霧が濃い日に通過する船は、

汽笛を鳴らし、互いの位置を知らせています。

まるで、別世界に入り込んだような、

幻想的な時間を私は楽しんでいました。

こうして濃霧が

発生するということは、

春がやってきている証でもあります。

冬の厳しい寒さが和らぎ、

少しずつ春が近づいていることを

実感して、嬉しくなります。

隣の果樹園を見てみると、

冬の間じっと寒さに耐えていた

フリージアやユリが、

どんどん成長しているのが見えます。

ついこの間まで、真冬の冷たい風にさらされ、

地面の色もどこか寂しげだった景色が、

今では新芽の鮮やかな緑に彩られ始めています。

このあと、だんだんと

霧は薄くなっていきましたが、

夜、またふと外を見ると、

昼間ほどではないものの、

まだ霧が残っていました。

橋のライトアップが霧の中でぼんやりと光り、

昼間とはまた違った幻想的な

雰囲気を漂わせています。

夜の霧に包まれた明石海峡は

昼間とはまた違った美しさがあります。

これからの季節は、

三寒四温でまだ寒い日もありますが、

桜が咲き、木々が芽吹き、

色とりどりの花が街を彩るようになります。

そんな光景を想像するだけで、

気持ちが明るくなります。

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