神戸空港 利用者5000万人達成 神戸空港は 多くの人にとって欠かせない空港です
投稿No:10171
神戸空港の利用者5000万人達成 今では神戸空港は 多くの人にとって欠かせない空港です
先日、神戸空港が
利用者5000万人を達成したという
ニュースを目にしました。
あれから、19年もの歳月が経過しました。
5000万人という数字の大きさを
改めて考えると、感慨深いものがあります。
5000万人とは、どれほどの規模でしょうか。
日本の総人口がおよそ1億2000万人と考えると、
日本人の41.6%の利用率になります。
また、約140万人の沖縄の人口の
約35倍にも相当します。
こうして数字に置き換えてみると、
神戸空港が果たしてきた
役割の大きさをより実感できます。
神戸空港の開港当初は、
賛否両論があったのを思い出します。
神戸空港が出来るに当たって、
神戸港は歴史的に国際貿易で栄えた都市であり、
空港の開港によりさらに、観光や
ビジネスの発展が期待されていました。
空港ができることで、
観光客の増加や企業の進出が促され、
地元経済の活性化につながると考えられました。
しかし、反対派の意見として、
神戸空港の建設費は約3,140億円にのぼり、
その負担について批判がありました。
特に、神戸市は1995年の
阪神淡路大震災で大きな被害を受け、
多額の復興費用が必要だった時期でもあり、
「空港建設よりも震災復興や市民福祉を
優先すべきではないか」という意見が
根強くあったのです。
私はというと
賛成派でした。
当時は、ついに神戸から直接沖縄へ
行けるようになったのか、と胸が躍ったものです。
それまでは沖縄へ行くには、
大阪の伊丹空港や関西国際空港を
利用するしかありませんでしたが、
神戸空港の開港によって、
その手間が一気に解消されたのです。
まるで、私のために神戸空港ができたのではないか
と思うほど、沖縄と私をつなぐ
大切な玄関口となりました。
2006年2月16日の開港初日に、
沖縄へ行くため、さっそく
神戸空港を利用しました。
空港には、テレビ局の取材チームも
たくさん来ていました。
開港記念日ということで、
搭乗者への記念品をいただきました。
神戸空港は三宮からポートライナーで
約20分ほどで着きます。
広い駐車場もあるので、
車で行っても停めておけます。
こんなにも沖縄へ行きやすく、
そして帰りやすくなったのかと、
感動したのを覚えています。
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開港当初は
利用者数の伸びが期待ほどではなく、
慎重派の意見にも一理あるように見えました。
しかしその後、格安航空会社の発展や、
神戸の観光人気の高まりにより、
徐々に利用者数が増加したそうです。
神戸空港は開港当初から
賛否が分かれていましたが、
時間の経過とともにその価値が
認められるようになりました。
現在では多くの方々に利用され、
関西の航空インフラの
一翼を担う存在になっています。
神戸空港は、2025年4月から
国際チャーター便の運航が開始されるそうです。
これに伴い、韓国、中国、台湾の
主要都市との間で週40往復の便が
運航される計画です。
国際チャーター便の運航開始に伴い、
神戸空港では第2ターミナルビルが新設され、
免税店もオープンするそうです。
(画像出典:サンテレビニュース)
日本には、各都道府県ごとに
地方空港があり、小規模なものも含めると
50以上の空港があります。
その中で、今回利用者5000万人達成した
神戸空港の立ち位置はどのくらいでしょうか?
調べてみると、
地方空港の多くは都市部から離れていて、
アクセスに時間がかかることが多いようです。
しかし、神戸空港は都市部に非常に近いという点で、
他の地方空港と一線を画していて
地方空港としてはトップクラスの利便性です。
地方空港の多くは、
年間旅客数が数十万人規模のものが多い中、
神戸空港の年間旅客数は約344万人と、
地方空港の中では突出しています。
例えば、岡山空港の年間旅客数は約127万人、
広島空港は約150万人のようで、
神戸空港はこの2つの空港と
比較しても規模が大きいことがわかります。
神戸空港ができて、
本当に良かったと心から思います。
空港全体がコンパクトにまとまっているため、
移動の手間が少なく、とても利用しやすいのも
神戸空港が好きなポイントです。
沖縄へは、神戸空港があることで
何度も気軽に訪れることができました。
そのおかげで、たくさんの
楽しい思い出ができました。
これからも神戸空港は
たくさん利用することになると思います。