ジョンソン・エンド・ジョンソン・ビジョンケア カンパニー 社長交代 ステファン・ガー氏が就任
投稿No：10118
ジョンソン・エンド・ジョンソン・ビジョンケア カンパニー 社長交代 ステファン・ガー氏が就任
ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョンケア カンパニー 社長交代
2025年1月1日付で
ステファン・ガー氏を
共同プレジデントに任命し、
現代表取締役プレジデントの森村純氏は
2025年2月28日付で
退任することを発表しました。
その後、ガー氏は株主総会および
取締役会の承認を経て、
2025年3月1日付で
代表取締役プレジデントに正式就任する予定です。
森村純氏は2020年の就任以来、
「アキュビュー®」ブランドの日本市場における
成長戦略を推進し、多くの患者さんの
視力矯正に尽力してきました。
2006年にジョンソン・エンド・ジョンソンに入社し、
ビジョンケア カンパニーでのマーケティング責任者や
米国ヤンセンのデータサイエンスチーム責任者などを歴任し、
約20年にわたり事業変革に貢献してきました。
また、2023年6月からは
日本コンタクトレンズ協会副会長を務めています。
後任のステファン・ガー氏は
ドイツ出身で、日本在住歴は約10年に及びます。
これまでドイツ、英国、インド、日本などで
ホームケア、パーソナルケア、ヘアケア業界にて
マーケティング職を中心とした上級職を歴任し、
直近ではウエラカンパニーの
アジアパシフィックにおける
プレジデントを務めていました。
彼の豊富な国際経験と多文化理解は、
ビジョンケア カンパニーの
さらなる発展に寄与すると期待されています。
なお、森村純氏は退任後も2025年6月末まで、
職務の円滑な移行のため、
ガー氏を支援する予定です。
これにより、リーダーシップの交代がスムーズに行われ、
当社のビジョンとミッションが
引き続き推進されることを確信しています。
ステファン・ガー Stefan Gaa
1968年生まれ（56歳 ）、ドイツ出身
【学歴】
1994年 独シュツトガルトメディア大学卒
（マーケティングコミュニケーション）
1995₋1996年 同志社大学にて
日本語と文化、経済学を学ぶ
【職歴】
ERCO Lighting（エルコ）社、UHU GmbH社、
Reckitt Benckiser（レキットベンキーザー）社を経て、
2017年にコティ社に入社。
2020年、コティ社から分社化したウエラカンパニーにて
東京支社のゼネラルマネジャー職を経て、
直近は2021年から2024年まで
アジアパシフィックのプレジデント。
これまでのキャリアにおいてドイツ、英国、
インド、日本でリーダーシップを担った
豊富な経験を有します。
我が社は
ジョンソンエンドジョンソンとは
もう何十年物お付き合いになります。
ジョンソンエンドジョンソンは、
これまでも何度か、社長が交代しています。
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社ビジョンケア カンパニーは、
1991年に世界初の使い捨て
コンタクトレンズ「アキュビュー® 」を
日本に導入して以来、
常に使い捨てコンタクトレンズ市場を
リードし続けています。
今回、社長が変わると連絡を受け、
私も奥さんも、驚きました。
ジョンソン・エンド・ジョンソン・ビジョンケア カンパニー歴代社長
初代 社長 廣瀬光雄氏
廣瀬光雄元社長は、元日本眼科医会会長を仲介者として、
トップセールスでわが社との取引関係を拓きました。
1988年 4月～1998年12月
ジョンソン・エンド・ジョンソン メディカル株式会社 代表取締役社長
1991年 7月～1999年 1月
ジョンソン・エンド・ジョンソン ジャパン インコーポレイテッド日本代表兼務
1999年 1月～2000年12月
ジョンソン・エンド・ジョンソン メディカル株式会社
及びジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社最高顧問
（1999年10月
ジョンソン・エンド・ジョンソン メディカル株式会社、
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社合併）
1999年 4月～
有限会社マベリックジャパン設立 代表取締役社長
2000年 1月～2001年12月
ジョンソン・エンド・ジョンソン
ディベロップメント コーポレーション日本代表
2001年 5月～
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社
ビジョンケアカンパニー 最高顧問
資料出典 日本経営開発協会
2代目社長 大瀧守彦氏
平成８年８月
ジョンソン・エンド・ジョンソン（株）ビジョンケアカンパニー代表取締役社長
平成23年８月 （株）パソナ取締役副会長
平成25年６月 日本特殊陶業（株）社外取締役
平成28年６月Henry Schein Japan（株）取締役（現在）
平成28年８月株 パソナ副会長
平成30年６月 株式会社ギガプライズ社外取締役（現在）
令和２年１月 株式会社エフピコ社外取締役、(現在)
コンタクトレンズのアキビューで
お馴染みのジョンソン・エンド・ジョンソンの
大瀧守彦社長とは、1991年に、
コンタクトレンズの使い捨てレンズが
日本に上梓されるときからの、おつきあいです。
最初は廣瀬光雄社長に伴って、
ご挨拶に来られていました。
松葉博雄と大瀧守彦社長さんとは、
コンタクトレンズの医療性と営利性の問題について、
これまで何度も、ジョンソン・エンド・ジョンソン社の
経営理念について、議論してきました。
大瀧守彦社長には
大阪府立大学大学院の経営組織研究の為に
協力をしていただいたこともあります。
ジョンソン・エンド・ジョンソンの大瀧守彦社長は、
情熱家でもあります。
初期の頃は一軒一軒顧客を自らが訪ね、
開拓していきました。
その時に、さんプラザコンタクトレンズにも
アプローチがあり、以来、
20年以上ののお付き合いが続いています。
3代目社長 デイビッド・R・スミス（David R. Smith）氏
デイビッド・R・スミス社長も
我が社に何度か足を運んでくださいました。
デイビッド・R・スミス社長が、
まだ営業部長の時代に、
我が社に市場開拓の為に来られました。
そのとき、デイビッド・R・スミスさんは、
使い捨てレンズのお試しバージョンとして
7日分に小分けした、少量販売の提案がありました。
少量のお試しが、
マーケティングに有効であるという意見でした。
デイビッド・R・スミス社長は、
マーケティングの専門家です。
そこで私とは、経営学や
マーケティング理論の話が良く合ったのです。
4代目社長 海老原育子氏
海老原育子前社長は、2017年3月に、わが社に来られました。
海老原育子社長も
本社より神戸のわが社に表敬訪問に
来られたことがあります。
噂では、海老原社長は
ほとんど販売店の訪問をしていないそうです。
数ある取引先の中で、
どうしてわが社を訪問先に選んでいただいたのでしょ
かと海老原社長にお訊ねすると、
二つの理由を言われました。
1. わが社がジョンソン・エンド・ジョンソンにとって古くからの取引
先であることと、
2. わが社を担当している山口竜一さんが、ぜひ神戸のさんプラザ
コンタクトレンズを訪問してほしいと、強く要望していたからだそうです。
約２時間の間、業界全体のことや、
市場環境についての意見交換をしました。
5代目社長 森村純氏
社長就任は2020年7月1日です。
2020年4月24日に
海老原育子前社長が急逝されて、
2か月が経過したころ、
海老原社長の後任社長に森村純氏が決まりました。
森村純新社長は2012年2月に、
わが社に来られたことがありました。
同時、ジョンソン・エンド・ジョンソンの
デジタル・アンド・ストラテジックプランニング部
ディレクターだった森村純さんと
新しいマーケティングについて意見交換をしました。
こうして振り返ってみると、
ジョンソンエンドジョンソンとは
長くて濃いお付き合いがあります。
このたび、社長が交代されたとのことで、
新体制でのさらなるご発展を期待しております。
これからも引き続き、良い関係を
築いていけることを願っています。
2024年12月23日
