持続的競争優位を得る源泉 企業はこれを求めて戦略を立てています

投稿No:10080

持続的競争優位を得る源泉とは何か? 現代では「知識」「技術」「情報」「システム」が競争優位を生み出す 大きな力

日本アルコンより、

アルコン ビジョンケア事業本部

ビジョンケア事業部 デジタル部 

部長 キム ジェウン(ジェイ)さんと、

デジタル部プラクティスソリューションズグループ 

グループマネージャー 鮫島 洋さん、

我が社の担当の吉岡 直之ディストリクトマネージャー、

兒島 弘文さんが来社されました。

今日の議題は、

日本アルコンから始動した、

新しいシステムのマルロについて

私の意見を聞かせて欲しい、

という内容の面談です。

今後のサービスの展望や課題について話し合う

貴重な機会です。

長年、コンタクトレンズ販売店を

経営しており、

メルスプランで結果を出している我が社に、

アドバイスを頂きたとのことです。

私は、大学院で経営学を学び、マーケティングや

経営戦略の理論を学んでいることと

実践としては、さんプラザコンタクトレンズを

経営してもうすぐ53周年を迎えます。

これほど長い間コンタクトレンズ販売店を

経営している社長は、

実はそれほど多くいないのです。

理論に裏打ちされた実践の

アドバイスをしてくれる経営者は少ないのです。

持続的競争優位を得る源泉を求めて

「持続的競争優位を得る源泉とは何か?」は

営利企業には重要なテーマです。

これは経済学から始まる根本的な問いの一つであり、

経済成長、資本形成、生産力、労働の役割、

技術革新、資源の分配など、

多くの領域にわたる問題を含みます。

経済学の歴史においても

さまざまな視点から

「持続的競争優位を生む源泉」が

議論されてきました。

企業が競争に勝って優位性を持つ資源

(技術、ブランド、人材など)や

能力を獲得する段階です。

この資源は、限られていて

簡単には模倣されないものであり、

「リカード」のレントにおける肥沃な土地に相当します。

経済学者のデヴィッド・リカード

注)肖像画出典 ウイキペディア

地代論において、重要な見解を示しました。

地代とは、土地を借りたときに

払うお金のことです。

リカードは、「土地の肥えた場所は

作物がたくさん取れるので、

借りるためのお金が高くなる」

という考えを示しました。

つまり、同じ作物を収穫するにしても、

土地によって収穫できる量が変わるから、

その土地の価値も変わる、ということです。

これまで、この考えのように、

肥沃度の高い土地がお金を生む、

簡単に言うと、

良い土地は、お米がたくさんできる、と

考えられてきましたが、

現代では、何が持続的競争優位を生むでしょうか?

現代では、何が競争優位を生むかと言うと、

農業で富を生み出す以前とは違い、

現代では「知識」や「技術」、

そして「情報」、「システム」が競争優位を生み出す

大きな力となっています。

これは、現代の経済が「知識経済」

とも呼ばれることからもわかります。

知識や技術を持つ人々や企業が、

企業は内部に多くの経営資源を持っています。

この経営資源を活用し、

新しい商品やサービスを開発することで、

人々に便利な生活を提供し、

持続可能な競争優位を生み出しています。

それでは、コンタクトレンズ業界では

どうでしょうか?

現在のコンタクトレンズ業界では

メルスプランやらくらくシステムのように、

サブスクリプションサービスが

広がりを見せています。

このサービスは、月額定額制で

定期的にコンタクトレンズを

自宅に届ける仕組みで、

来店購入の手間を省き、

費用を抑えることができます。

メルスプランや

シードの「らくらくシステム」が先行する中、

アルコンが新たに「マルロ」という

サービスを開始しました。

しかし、メルスプランや

らくらくシステムの後を追う形で、

加盟店を増やすための競争が激化しており、

ただの「陣取り合戦」となってしまっています。

今の時代は、

単なる商品提供を超えた、

顧客満足や多様なニーズに応じる

サービスが重視されています。

そのため、

今の段階では、

後発であるマルロが単に

「同様のサービス」を提供するだけでは、

利用者にとって新鮮さや

価値を感じにくいのです。

また、すでに確立された他社プランとの

差別化が明確でなければ、

時代に合ったサービスとは

言い難いかもしれません。

では、どのようにして、

マルロを他のサービスと

差別化すればよいでしょうか?

それには、現代の競争優位の源泉である、

「知識」が必要になります。

その、「知識」をつけることが大切です。

リカードのレント理論を応用すると、

競争優位の獲得と維持は

「独自の資源の確保」「競争優位の深化」

「変化への適応」「持続的な進歩」

のプロセスを経て、

継続的に利益を確保することに繋がります。

私には、ヨリ、具体的な意見がありますが

これ以上は機密です。

アルコンから手土産に

スタッフの皆さん分の

クルミッ子を頂きました。

クルミッ子とは、自家製キャラメルに

クルミをたっぷりと詰め込み、

バター風味の生地でサンドしたお菓子です。

私の奥さんが

心から愛してやまないお菓子で

以前、スタッフの皆さんに

お裾分けしたこともあります。

その美味しさに皆が

大いに喜んだ、人気の高いお菓子なのです。

今回も、奥さんを含め、

スタッフの皆さんは、

とても喜んでいました。

どうも、ありがとうございました。

マルロ 関連記事 アーカイブ

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください