日本アルコン キム ジェウン（ジェイ）デジタル部長さんの表敬訪問
投稿No：10032
日本アルコン ビジョンケア事業本部 デジタル部長 キム ジェウン（ジェイ）さん が来社されました
アルコンから、
アルコン ビジョンケア事業本部
ビジョンケア事業部 デジタル部
部長 キム ジェウン（ジェイ）さんと、
デジタル部プラクティスソリューションズグループ
グループマネージャー 鮫島 洋さん、
我が社の担当の兒島 弘文さんが来社されました。
キム ジェイさんは、韓国生まれ、
カナダ育ちで、日本の早稲田大学へ
留学した経歴を持っていて、
韓国語と英語と日本語が堪能な方です。
なので、日本語で会話が出来たので、
非常に話がしやすかったです。
キムさんはこれまで、
コンタクトレンズ以外の業界でビジネスを経験し、
ご縁があり、２０２４年から
アルコン ビジョンケア事業本部の
デジタル部長に就任したそうです。
ｋｉｍさんとは初めてお会いするので、
我が社とアルコン社との取引関係について、
昔の歴史にさかのぼってお話をしました。
アルコンと我が社は、
もう40年くらいの永いお付き合いです。
アルコンがまだ、
帝人アルコンであった時代からのお付き合いです。
アルコンは元々は、
コンタクトレンズ部門を持っていませんでしたが、
チバビジョンと合併したことにより、
コンタクトレンズ部門にも参入しました。
当初は、アルコンは
ケア用品だけの取り扱いでした。
アルコンは、コンタクトレンズのクリーナー
プライアジェルを発売していたので、我が社では昔から
帝人アルコンのプライアジェルを推奨してきました。
アルコンが本格的にコンタクトレンズ業界に
参入してきたのは、ケア用品からだったのです。
過去 厚生労働省は、
ソフトコンタクトレンズの殺菌消毒については
煮沸消毒の方法しか認可していませんでした。
しかし、ソフトコンタクトレンズを装用して
煮沸消毒をすると、ソフトレンズの中に、
涙液から分泌されるタンパク質が
付着しているのです。
タンパク質を含んだ
ソフトレンズを煮沸消毒で殺菌すると
タンパク質が熱変性を起こします。
わかりやすく言うと、スルメを焼いたように
丸くなってしまうのです。
何ヶ月から、あるいは１年以上使うと、
透明な綺麗なソフトレンズが
だんだんと茶色く変色し、レンズ自身は
スルメのように、丸く内側に変形してしまうのです。
外国では、ソフトレンズの消毒は
液体を使って消毒するのが普通でした。
そこで厚生労働省も、これまでの熱消毒から
液体消毒の使用を認可しました。
厚生労働省がコンタクトレンズの熱消毒から
液体消毒の使用を認可したのは、
1981年（昭和56年）です。
この年にソフトコンタクトレンズ用の
液体消毒が正式に認可され、
コンタクトレンズのケア方法に大きな変化がありました。
液体消毒の登場によって、
より簡便で安全なケアが可能となったのです。
それが、アルコンの
オプティフリーです。
我が社では、早くからオプティフリーに着目し、
神戸では最初に、オプティフリーの
使用と推奨を始めました。
その効果があって、神戸でもトップクラスかつ、
全国でも有数のオプティフリーの販売店になりました。
このような繋がりがあったことを、
新任のキムさんにお話をしました。
私は、コンタクトレンズのビジネスを
５４年しているので、
キムさんや鮫島さんが知らないことをお話すると、
興味深く聞いてくれました。
今日の本題は
これから始まる新しいシステムの
マルロについての商談です。
新システムを導入するときには、
最初にちゃんとした契約をする必要があるので、
どのようなことを約束するのか、
話し合いました。
キムさんの顔を見ながら話をしていると、
とても不思議な柄のネクタイをしているで、
途中で、「そのネクタイ変わっていますね、」と
お話をすると、このネクタイは、
アルコン３０周年の記念に作ったネクタイだと
答えてくれました。
ネクタイに気づいた人は
これまでいないそうで、
キムさんも驚いていました。
商談のあと、
３階の本店と眼科の施設を案内して、
我が社がどのような経営理念で、
コンタクトレンズに取り組んでいるか、
あるいは眼科がどのような理念をもって
地域医療に取り組んでいるかを、
実際に店舗を見て説明をすることで
深く理解が得られたようです。
これからは、より具体的なマルロの戦略を
一緒に考えていくことになります。
最後に、店舗の前で記念撮影をしました。
キムさんは、非常に話しやすく明るい方で、
これからのビジネスも
きっと上手く進むと思います。
