淡路市石屋(いわや)神社の秋祭り 岩屋商店街に、ディスコ・ジュリアナもどきが!!

投稿No:10022

淡路市石屋(いわや)神社の秋祭り 岩屋商店街に、ディスコ・ジュリアナもどきが!! 豪華なだんじりと 豪華な踊りで 大盛り上がりです

ジュリアナ東京と言えば、

通称「お立ち台」と呼ばれる、

高さ130cm程のステージです。

このお立ち台やそこで踊る女性が

お立ち台でジュリ扇

または羽付き扇子を振り回して

踊る光景が一世を風靡しました。

その光景を思い出させるような光景です。

和服姿の女性たちが、

どんどんパンパンの音楽に合わせて

だんじりの前の席で扇子を振り回して

だんじりを盛り上げているのです。

岩屋に、ジュリアナが!!

淡路市岩屋にある

石屋(いわや)神社の秋祭りが先日、開催されました。

熱気に包まれた秋祭りを

奥さんと見に行ってきました。

石屋神社は、地域の人々に

深く根付いた歴史と伝統を持つ神社です。

その名の通り、

岩にまつわる神聖な場所に建てられており、

古くから地域の人々によって崇敬されてきました。

石屋神社では

毎年何度か、祭りが行われます。

今回は、秋祭りです。

石屋神社のお祭りは、

だんじりや神輿の巡行が地域の人々によって行われ、

とても賑やかな行事です。

沢山の人と豪華なだんじりが

岩屋商店街へ入っていきます。

だんじりは、特に関西地方で

盛んに行われる祭りにおいて使用されています。

神霊を宿すための神聖な乗り物とされており、

神輿と同様に神社から町中を巡行します。

秋祭りと言えど、まだまだ暑い中、

みなさん浴衣を着てお祭りに参加し、

とても楽しんでいるようです。

岩屋商店街は、

かつて淡路島の玄関口として

賑わいを見せていた場所でした。

商店街は岩屋港に隣接しており、

明石からのフェリーが行き交う時代には、

多くの人々がここを訪れ、

地域経済の中心地として活気に満ちていました。

フェリー乗り場の利用客が商店街を行き交い、

飲食店やお土産屋、日用品店が

多くの観光客や地元住民を迎え入れていたのです。

しかし、1998年に

明石海峡大橋が開通したことで、

状況が一変しました。

橋の開通によって自動車での移動が

圧倒的に便利になり、これまで主要な

交通手段だったフェリーの役割が減少しました。

それに伴い、岩屋港を利用する人々も激減し、

フェリーの廃止は商店街に

大きな打撃を与えることとなりました。

これまで賑わっていた商店街も

徐々に活気を失い、

訪れる人々の数は減少してしまったのです。

だんじりうの後ろには、

七夕の時の笹のような飾りがついています。

商店街は道が狭いので

電線などに当たらないように

寝かせています。

飾りには、岩屋らしく、

「大漁」などの漁に関する

願いが書かれていました。

まずは、日本舞踊です。

だんじりに、2畳ほどのさじきを作って、

そこで日本舞踊が披露されます。

バックで演歌を流して、その音楽に合わせて、

振り付けをして踊っています。

参加しているのは、

小中学生くらいの子供達です。

みんな上手に踊っています。

踊りが「無法松の一生」の踊りが終わった後は

拍手喝采で、とても盛り上げてくれました。

お祭りはどんどん

盛り上がっていきます。

だんじりの先端に、

扇子を持った女性数人が上がりました。

6~7人くらい、ぎゅうぎゅうに乗って、

大音量で音楽をかけて、

その音楽に合わせて、扇子を振っています。

バブル時代のディスコを思い出しました。

東京都港区芝浦に所在していたディスコ・ジュリアナ東京

当時とても有名で、

このように扇子を持った女性が

お立ち台でみんなで踊っていたのです。

女性が踊っている最中、

男性はだんじりを引いています。

だんじりの上には

男性が立って、みんなで盛り上げています。

これで、商店街を回ります。

まるでバブル時代のようで、

懐かしい気持ちです。

伝統文化と、地元の活気が

見事に融合しています。

私も、地域の皆さんと一緒に

お祭りを存分に楽しみました。

だんじりはひと通り回って、

石屋(いわや)神社の方向へ帰っていきます。

いつもは穏やかで

のんびりとした雰囲気の岩屋ですが、

地域全体が一丸となって盛り上がり、

たくさんの人々が集まる光景を目の当たりにすると、

普段の静けさが嘘のように感じられます。

街の至る所から笑い声や拍手が聞こえ、

地元の人々や観光客が一緒になって

お祭りを楽しんでいる様子が

とても嬉しく感じられました。

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