淡路市岩屋港 咸臨丸サンセットクルーズ 明石海峡の迫力は格別です
投稿No:10002
淡路市岩屋港 咸臨丸サンセットクルーズ 明石海峡の迫力は格別です明石海峡の迫力
淡路市岩屋港 咸臨丸サンセットクルーズ
特別企画で行われた、
咸臨丸のサンセットクルーズに、
奥さんと二人で乗船することにしました。
普段岩屋港から出ている咸臨丸のクルーズは、
75分間で西海岸の方まで回ります。
今回の特別企画のクルーズは、
30分程度の短時間のクルーズです。
明石海峡大橋の下を通って、
また岩屋港へ帰るルートです。
このお祭りの人気の企画で、
クルーズに参加したい人が、何分も前から、
チケットを買うために並んでいます。
普段、咸臨丸はたまに見かけますが、
実際に乗るのは久しぶりなので、
とても楽しみにしていました。
船のすぐそばまで行くと、
改めて見る咸臨丸の大きさに、感動します。
元祖 咸臨丸は、
1856年オランダで建通され、
日本人ではじめて太平洋横断し
アメリカへ渡った蒸気帆船です。
その勇姿をいまに復元しています。
当時の咸臨丸を再現したレトロな船になっています。
咸臨丸は、定員:500名 総トン数:384トン
全長:494メートル 型幅:10.0メートル
航海速力:10.8ノット 主機関:1,100馬力×1
三層甲板3本マスト帆船型の船です。
船に乗り込んで、少し経つと
ゆっくり、船が動き始めました。
岩屋港からどんどん遠ざかっていきます。
船から、岩屋の丘の我が家が見えました。
家と海が、こんなに近いのかと、驚きます。
クルーズのルートは、岩屋港を出発し、
明石海峡大橋の下を通り抜け、
再び岩屋港に戻ってきます。
咸臨丸からの景色は、
いつも見ている景色でも、
ひと味違うように感じます。
海風が、とても気持ち良いです。
出航してしばらくすると、
船上から広がる景色が
徐々に変わっていきます。
明石海峡大橋が、
どんどん近づいてきています。
咸臨丸サンセットクルーズ
クルーズの出航時間が17:30だったので、
夕暮れ時と重なり、ゆっくりと
太陽が海に沈んでいく様子も
見ることが出来ました。
外の風と景色を楽しんだ後は
操舵室へやって来ました。
アクリル板が貼られていて、
中の様子を見ることが出来ます。
明石海峡大橋に向かって、
一生懸命、船を運んでくれています。
あっという間に、
明石海峡大橋はすぐそこです。
すごい迫力です。
明石海峡大橋の真下まで来ました。
普段は車で通り過ぎるだけの橋を、
こうして海上から、真下から見上げる機会は
なかなかありません。
巨大な橋桁が頭上に迫り、
その壮大さに圧倒されます。
まるで手を伸ばせば届くかのような近さに、
思わず息を呑んでしまいました。
思わずマストの先が
橋に触れるのではないかとひやひやしました。
明石海峡大橋が大きすぎて、
錯覚で、橋の下がすぐそこにあるように
見えるのです。
心配も束の間、無事に、
明石海峡大橋をくぐり抜けました。
スリル満点で、ただの観光船とは一味違い
良い思い出になりました。
あとは、ぐるっと回って
岩屋港に帰ります。
波に揺られながら、ゆったりとした時間が流れ、
日常の喧騒を忘れて、このひとときを
心から楽しむことができました。
また、明石海峡大橋も、
海上から見ることで、また違った姿を
見せてくれるのだということを実感しました。
たった30分でしたが、大満足の30分間でした。
短い時間にたくさんの感動を
味わうことができました。
このような体験を
お手軽に楽しめるとは、
淡路市岩屋夏まつりならではの贅沢です。
いつも見ている咸臨丸にこうして乗って、
心に残る夏の思い出がまた一つ増えました。
帰ってから、
クルーズのことを思い出し、
あまりにもマストの先が橋に着きそうだったので、
以前撮った咸臨丸の写真を見てみました。
良く見てみると、
咸臨丸から見上げた明石海峡大橋は
すぐそこに見えたのに、
こうして遠くから見ると、
マストの先と橋は、結構な距離があるように見えます。
もしかしたら、
潮の満ち欠けなどの関係で
海面の高さが違うのかなあと思います。
また機会があれば、
あの大迫力のクルーズを
もう一度体験したいと思いました。