兵庫県立大学 大学院で経営学を学び始めると これまでの謎が解けていきました 

投稿No:9903

兵庫県立大学 大学院で経営学を学び始める 経営学が教えてくれたこと 学び始めると これまでの謎が解けていきました【社長経営学】シリーズ43

←【社長経営学】シリーズ42 腰痛対策で入部 神戸商科大学水泳部

経営学という学問の性格

経営学という学問のもつ性格について、

神戸大学名誉教授の加護野忠男先生

「よきことを上手に

成し遂げる方法を探求する学問である」

と定義しています。

兵庫県立大学水泳部

よきことは

主体の意図によって異なり、

主体にとってよきことであっても、

他者にとってはよくないことに

なるかもしれません。

利害が相反する場合です。

ここに利得を巡って

利害関係者の間に争いが起き、

思うようにならなければ、

苦しみが生じることになります。

仏陀の教えのように、

人生は苦しみの連続です。

平穏に暮らしても、苦しみはあります。

ビジネスには、

お互いの利得と利得が

ぶつかり合うことが多くあります。

**

利得が得られなければ、

苦痛がより色濃く出てきます。

そこで経営学を学んで、

よきことを上手に成し遂げられれば、

この苦しみを避けられるように

なるかもしれません。

こう考えると、経営学は

おもしろくなりました。

大学院生になると、

これまでより交流が広がりました。

他校である神戸大学からも、

神戸商大へ非常勤講師が来れていて

神戸大学大学院の先生を訪問する機会もありました。

サービス・マーケティング

大阪ベンチャー研究会

大学院での専攻はサービス・マーケティングで

指導教授は小西一彦先生です。

小西先生は褒め上手で

ゼミの発表のたびに

「素晴らしい発表でした」

と褒めてくれました。

褒められるとその気になって、

次の発表でも頑張ろうと思い、

予習に励みました。

経営学を学び始めると、

おもしろいように

これまでの謎が解けていきました。

企業間競争では相手を出し抜いてでも

自社が利得を得んとして、

苦しみが生じます。

経営理論

その、どうにもならない、

利得のみを追い求める競争状態を

避けるために、理に適った手法があります。

それが経営理論です。

殴り合いと武術が違うように、

それは経営学を学ぶことで得られます。

神戸大学 関連記事 アーカイブ