淡路島は小さいようで奥深い 豊かな自然に囲まれた淡路の奥座敷 長澤地区
投稿No:9905
淡路島は小さいようで奥深い 淡路市長沢地区をぶらり散歩 金山比古神社と長澤会館 豊かな自然に囲まれた美しい場所
地図で見ても、飛行機から見ても
淡路島は小さな島のようです。
しかし、淡路島に住んでみて
各地を車で巡ってみても、
まだまだ行ったことがない地区があります。
初めて訪れる淡路市長沢地区を、
お散歩してみることにしました。
淡路市に住んでいますが、
長沢へ来たことは、あまりありません。
淡路市長沢は、淡路市の南部、
島の中央部標高200m~250mの
丘陵地にあり、淡路の奥座敷と呼ばれています。
棚田が点在し、細子池付近、
長澤会館付近、大師堂付近の棚田は
景観が優れているといわれています。
また、傾斜地を活かして流れる
水の力を利用した水車が多く、
昔は20カ所も水車小屋がありましたが、
現在は現役で残っているのは引地り水車のみだそうです。
長沢エコセンターの隣に
長沢会館があります。
この長沢会館で、
落語会が開催されていました。
ここは、長沢町内会の活動拠点で
第四日曜日には、地元の農家が集まって、
朝市が開催されているそうです。
長沢では、
地元の企業を
退職した高齢者が農業専従者となり、
集落を支える組織の役員と
協力しながら集落に活力を与えています。
長沢中央線改良記念碑
というものもありました。
田舎の道路を改良することは、
地域経済に好影響与えます。
医療サービスや教育施設、
商業施設へのアクセスしやすくなり、
地域住民の生活の質が向上するのです。
長沢会館の近くに
立派な神社がありました。
長沢地域の自然環境に恵まれ、
静寂に包まれた場所にあります。
鳥居は、比較的新しいものに見えます。
ここはどんな神社なのでしょうか?
お散歩ついでに、寄ってみます。
近づいて見ると、
鳥居は新しめですが、お社は、
しっかりとしていて、
歴史を感じるような雰囲気です。
この神社は、
「金山比古神社」というようです。
金山比古神社は
室町時代中頃
康正2年(1456年)に創建されたそうです。
500年以上の歴史があるとは驚きです。
地域の方がお手入れをしているようで
お社は、とても綺麗に
保たれていました。
ここ、金山比古神社では
春、夏、秋の3回、毎年、
お祭りが行われているそうです。
また、毎年、1月8日に
的矢神事という、弓で矢を放って
厄災をはらう新年の伝統行事があるそうです。
この的矢神事は500年以上続いており、
地域の安全、無病息災や豊作を祈ります。
神聖な力が宿るとされる矢を放ち、
農作物の豊凶を占った神事が
起源とされています。
のどかな、良いお散歩となりました。
淡路市長沢には、
他にも、散策する場所が
まだたくさんあるようです。
また、ゆっくり自然を味わいに
来たいと思います。
(画像出典:あわじ花の歳時記園)