淡路の人は温かい おでんに入れる大根を 大根畑のご主人に分けてもらいました
投稿No:9731
淡路市の田舎ツアー 今夜のおでんに入れる大根を 大根畑のご主人に分けてもらいました
淡路市の田舎ツアーを
した日の事です。
今夜の夕飯は、何にしようかと
奥さんと話しながらドライブをしていました。
12月に入り、寒い日が続いています。
寒くなると、おでんが食べたくなります。
夕飯は、寒い日にぴったりな、おでんに決定です。
しかし、あることに気が付きました。
家に、大根がありません。
大変です。
おでんには、大根がないと始まりません。
まずは、大根を
買って帰ろうと言う話になりました。
どこで買おうか悩んでいると、
立派な畑が目の前に広がってきました。
よく見ると、大根も育てているようです。
ここの畑でわけてもらえないでしょうか?
大根畑はあるのですが、
人がいないと分けていただけません。
祈るような気持ちで、
畑の多い田園地区をドライブしていると、
運よく、大根畑に、畑の世話をしている人を見つけました。
あの人に話を聞いてみようと、車を止めました。
車を止めて、
奥さんは畑のおじさんのところへ歩み寄って、
声掛けをしました。
奥さんは以前、
淡路市生田村の農家のご主人から
直接、野菜を購入したことがあります。
奥さんは、交渉上手なのです。
今回も分けてくれるでしょうか。
前回、声はかけてみるものだと、学びました。
今回も、奥さんが交渉してくれるそうです。
(過去ブログ:新鮮で安心・安全な野菜を分けてくれました)
急に声を掛けられて
農作業中のおじさんは、最初は驚いていました。
驚くおじさんに、大根を分けて欲しいことを話すと、
おじさんは了解して
畑の大根を3本掘り起こして、分けてくれました。
前回に続き、今回も
快くお野菜をわけてくれました。
淡路島の人々は、とても温かいです。
大根のお礼
ただで貰うわけにもいかないので、
お礼をどうしようか考えました。
奥さんが考え付いたのは、このお礼です。
頂いた大根に、値段をつけるのは失礼と思い、
持っていたクオカードを
お礼の印に差し上げることにしました。
クオカードのお礼に、
おじさんは喜んでくれました。
奥さんも安心しました。
淡路市の過疎地区では、
畑は沢山あっても、
畑を管理している人と出くわす機会は少ないのです。
そんな中、今日も、運よく
採りたての大根が手に入って、奥さんは大喜びです。
どこの誰が作ったのやら
農薬を使っているのか使っていないのか
分からない野菜より、
心できる安全な野菜が手に入ったので
奥さんが喜ぶのも無理はありません。
都市部では、
この様なことはできません。
この様に、地域の人と交流をして、
採れたて新鮮な野菜を頂くチャンスは、
なかなかないのです。
わけていただいた大根は
さっそくおでんに使いました。
我が家では、おでんの準備は奥さん、
味付けは私が担当です。
我が家では、おでんの隠し味にハチミツを入れます。
みりんと蜂蜜で、
柔らかさを出すことがポイントです。
できあがったおでんはとても美味しかったです。
淡路市の人の温かさに触れ、
おでんで身体もあたたまり、
身も心もぽかぽかになりました。