メニコン大川正博部長との面談 「穴の開いたバケツ」、「火の消えたスープの鍋」の対策
投稿No:9678
穴の開いたバケツ 火の消えたスープの鍋 どちらも何とかしないと、、、。
メニコンの大川正博部長が
名古屋本社から
時候のご挨拶に来られました。
時候の挨拶とは、夏の挨拶の事でしたが
大川正博部長さんはその予定日の頃、
コロナに感染してしまって、
訪問を中止した経緯があります。
その後すぐに来たら、
もし予想外のご迷惑をかけてはいけないと思い、
長らく、体調の回復を待っていたそうです。
それはそれで、大変お気遣いをいただいて
ありがたいことです。
村井智裕関西ブロック長、
吉谷慎太郎エリアマネージャーも
一緒に来社されました。
コンタクトレンズ市場は
競争環境が大きく変化しています。
メニコンのメルスプランの独自性は、変わりませんが、
競合企業が類似的な定期配送便を用意して
メニコンの市場シェア奪還を目指して
色々と類似プランを考案しています。
7月から9月にかけて、
メルス加盟店の間で、
メルスプラン会員強化の
キャンペーンを行っていました。
我が社は、コンテストの5部門のうち、
2部門で第一位になりました。
これには社員一同が一丸となって
会員獲得と、退会防止に努めた結果です。
このことについて、大川正博部長より
感謝のコメントがありました。
メルスを長年やっていると、
メニコン本社のマーケティングが
惰性になってしまいます。
このような状態を私は、以前から
冷めていくスープの理論、に例えています。
スープの鍋の火を消してしまうと
せっかくのおいしいスープが冷めてしまいます。
メルスプランも、熱気が下がると
メルスの退会者が増えて、
会員数が減ってしまいます。
メルスプランが生まれて、
もう23年になります。
初期のころから比べると、
メルスプランの品揃えも
ずいぶんと多くなり、世界で初めての
使い捨てハードコンタクトレンズ、
メルスフォーシーズンが誕生しています。
せっかくの世界初のレンズであっても
時代はハードレンズから、
使い捨てレンズの時代に変わっています。
使い捨てレンズの市場競争は、
参入企業がたくさんあって、その競争状態は、
レッドオーシャンと言われるほど、
熾烈な血の海の様相を呈しています。
メルスプランはとても優れた販売システムです。
この優れた販売システムでも長らく入会していると
退会者が増えてきました。
これは、
穴の開いたバケツの論理です。
メルス会員が増えてきて、
もっと増やそうと努力しても、
メルスプランにどこか不満な点があれば、
会員は退会してしまいます。
これは、私がよく例えていう
水漏れするバケツの論理と似ています。
バケツの穴をふさがないと、
バケツの水は漏れてしまいます。
こんな例えを話して、
新たなサービスを提唱しました。
詳しいことは企業秘密です。
話している間に、
お茶と阿闍梨餅をお出ししました。
大川正博部長はお茶を飲んで、
驚くほど深い味わいを感じていました。
こんな美味しいお茶をいただくのは初めてですと、
感動していました。
そこで、もう一杯と、お代わりを差し上げました。
それもそのはず、このお茶は、
普通の番茶ではありません。
特に、選りすぐられた玉露です。
玉露は舌の肥えた人なら、
その味の奥ゆかさに感動します。
喉が渇いたから飲むお茶とは違うのです。
玉露は、お茶の味を楽しむお茶です。
大川正博部長は、おかわりをして、
お茶を楽しんでくれました。
手土産を頂きました
メニコンさんからは、手土産に
たねやのどらやきを、従業員の分も頂きました。
たくさんのどらやきを、
わざわざありがとうございます。
スタッフのみなさんは、
休憩中や仕事終わりに食べて、
とても美味しいと、喜んでいました。