三宮センター街 地蔵盆 4年ぶりに開催 子どもの幸せや 健康を願う年中行事です
投稿No:9621
三宮繁盛地蔵祭が 4年ぶりに開催 たくさんの子ども達が 楽しんでいました
地蔵盆(じぞうぼん)とは、
地蔵菩薩の縁日を中心に行われる、
子どもたちが主役の行事のことをいいます。
数日前から、
三宮センター街の頭上には、
地蔵盆の提灯が
アーケードに掲げられ始めました。
新型コロナウイルスの影響で
ずっと開催していなかった地蔵盆祭りが
今年はついに開催されるようです。
基本は 毎年8月23日、24日に開催
数年ぶりの開催ということで、
さっそく、行ってみました。
三宮センター街のアーケードの頭上には
たくさんの提灯が飾りつけられています。
毎年、夏になるとこのように提灯が飾りつけられ
神戸三宮の夏の風物詩の一つとして、
地域のみなさんを楽しませてくれていましたが
新型コロナウイルスの影響で
ここ数年は開催されておらず、
お地蔵様は、静かに見守ってくれていました。
(過去ブログ:3年ぶりに復活 涼を呼ぶ氷のオブジェ)
今年はついに開催ということで
たくさんの提灯が、
センター街を盛り上げています。
お祭りの雰囲気を感じるだけで、
気持ちが明るくなってきます。
祀られているのは三ノ宮繁盛地蔵尊で
この地蔵盆祭のときにだけ
この提灯が飾られます。
そもそも、地蔵盆とは
毎年8月23日、24日ころに行われる
地蔵菩薩の祭りのことで、
主に近畿地方で行われる行事です。
関東ではあまり定着していないそうです。
子どもの守り神とされる
地蔵菩薩をお祀りすることで、
子どもの幸せや健康を願う
年中行事の一つとなっています。
地蔵盆にはお地蔵様にお供え物を捧げ、
みんなでゲームをしたり
お菓子を食べたりして楽しく過ごします。
(参考:いい葬儀)
寺院に祀られている地蔵ではなく、
道祖神信仰と結びついた
「路傍や街角のお地蔵さん」
いわゆる「辻地蔵」が対象となっているそうです。
普段、見過ごされがちなお地蔵様ですが
今日は、たくさんの人で賑わっています。
私が地蔵盆へ到着すると、
たくさんの親子が、
お地蔵様へお参りに並んでいました。
三宮繁盛地蔵祭のスタッフの方も
久し振りの開催で、気合が入っているようです。
お地蔵様にお参りをすると
お菓子の詰め合わせがもらえ、
そのあとにゲームができるようです。
みんな順番に並び、
次々にお参りをすませて
お菓子をもらっています。
お参りが終わると、無料でできる
ヨーヨー釣りとスーパーボールすくいが待っています。
みんなとても楽しそうです。
ここにも氷のオブジェ
センター街に飾られるような装飾は無いですが、
見ているだけで涼し気で
暑さを一瞬忘れさせてくれるような氷が
地蔵盆にも飾られていました。
昨今では少子化の影響を受け、
地蔵盆に参加する子ども自体が
少なくなっているという現状もあるようですが
三宮繁盛地蔵祭は
とても賑わっていて嬉しく思います。
お地蔵様も久し振りに
たくさんの子ども達に囲まれ、
お参りしてもらって
心なしか、嬉しそうに見えました。
今年は神戸だけでも様々なお祭りが開催され
コロナの前に戻ってきているようです。
これからも、このような歴史ある行事が
毎年開催されることを祈ります。