のら猫:気が付けばのら猫が集まる「忠海市場」には、のら猫のコミュニティが出来ていました。お墓参りで広島訪問(5)
のら猫:気が付けばのら猫が集まっていた「忠海市場」には、のら猫のコミュニティが出来ていました。市場の近くだけに食べ物のあてがあるのでしょうか。 お墓参りで広島訪問(5)
のら猫が「忠海市場」の周りに集まっている事に松葉博雄は気づきました。忠海市場から食べ物が出るのか、誰かが野良(のら)猫にえさをあげるのか、のら猫のコミュニティが出来ているようです。
黒壁の、戦前から続くような、古い商家の家の周りに、のら猫は細い路地を行き交いしています。
普段、視線を投げかける人が居ないのか、松葉博雄が立ち止まって、野良(のら)猫のグループに視線を投げかけると、ネコのほうがびっくりして、「え?え?なんやねん!」と、こちらを見返します。
集まったのら猫たちは、とりあえず、逃げようか、無視しようか、瞬間に迷いがでています。
見ているだけだと、猫の方も様子見に移り、行動は膠着状態になりました。
何匹かのらネコが集まると、なんとなしに群れのリーダーが、できているみたいで、のらネコ同士は、視線を交わし、どうするのか指示を待ってます。
リーダーらしきのらネコが、逃げるのをやめ、集会をこのまま続けるように判断したので、のら猫たちも雨にぬれない、ひさしの下の雨が降らない、乾いた場所にじっとして、何もなかったような平静に戻ります。
2010年9月30日(木)