さくらんぼ 生理落下防止のために 摘果(てきか) 庭のさくらんぼの木にたくさん実が付いています 経過観察②

投稿No:8956

大きくて美味しいさくらんぼの収穫に向けて

さくらんぼの生理落下防止のための摘果(てきか)をします

摘果(てきか)とは、一つ一つの実を大きく甘く育てるために、

密集して生っている実を適度に間引き、摘み取る作業のことです。

1か所に2~3粒を残して摘み取ります。

開花後20日ほど経つと、未授精果の生理落下が終わってくるため、

ここからなるべく早い段階で摘果を行います。

出典 旬旬食彩ダイニング

2月に寒肥を施しました

岩屋の自宅で育てているさくらんぼは、

いつも実が落ちてしまってちっとも収穫できませんでした。

何故かを考えて、もしかしたら肥料が足りなかったのかも、

と思い当たりました。

そこで、色々調べて、今年の2月、

まだまだ冬の真っ只中の時期に桜の木の周りに

寒肥を施しました。

しっかり養分を蓄えてもらうために肥料をやり、

準備は万端にしています。

今年こそと、さくらんぼの収穫に期待が高まります。

実が食べられる桜 実桜(みざくら)の種類

↑自宅の庭の実桜のさくらんぼ

桜には、花を観賞する桜と、実を育てて収穫できる実桜(みざくら)があります。

花を観賞する桜も実を付けますが、その実は大きくならず、食用には向きません。

桜の花が散って葉が出て、ひと月ほど経つと、

赤い小さな実がたくさん付いているのを見たことがあると思います。

その実を食べるのは、鳥や虫くらいです。

一方、実桜は、その実を収穫することが前提になっています。

日本で栽培されている品種は30種類以上だそうですが、

世界だと1,000種類以上にもなるそうです。

思いのほか種類が多くて、驚きました。

また、日本で栽培されている実桜は、そのほとんどが「西洋実桜」という

種類だということです。

参考 BOTANICA

摘果作業の開始ももうすぐ

さて、今年は3月下旬から非常に暖かい日が続き、あっという間に桜が満開になり、

残念なことに入学式の前に散ってしまいました。

自宅の実桜も早々に花が散って葉が生い茂り、たくさんの実を付けました。

そろそろ、未授精果の生理落下も始まっています。

この生理落下が落ち着いたら、すぐに摘果作業に入ります。

 

 

 

 

 

 

さくらんぼ 関連記事 アーカイブ

2021年4月3日(日)