家族 忘年会~神戸元町中華料理店「新愛園」~
子供達3人の時間が取れたので、しばらくぶりの家族5人による忘年会を元町の近くにある中華料理のお店「新愛園」で行いました。
話の中身はごくプライベートなことなのでHP上ではお話を掲載いたしません。この時のサービスにあたってくれたお店の方とのお話を紹介します。
お店の方は多分身内の方で、若い男性の方でした。
この方は今の季節には上海へ飛び、上海蟹の仕入れに行くそうです。
上海蟹は問屋さんに頼んで注文するのかと思っていましたら、本当の上海蟹をお客様に提供するためには自分で上海まで行って、北京語ではない現地の言葉が分かる人と同行して、上海蟹を実際に売っている市場で買い付けをするそうです。
しかも、この時に気をつけなければ、例えば1匹270グラムの蟹を買い付けしたとします。
ところが、パッキングを視る場面まで立ち会っていなければ、日本に持って帰って開けてみると、1匹220グラムのサイズ゙に変わっていることも実際にあるようです。
持てるだけ多くの蟹を飛行機で運んで手荷物で持ち帰り、そこから料理がはじまるということを知りました。
今夜は牡蠣のフライを頂きました。
家で揚げるフライとふっくらかんが違うんです。どうしてかなと思います。多分、油の種類か温度に違いがあるのではないかと推測します。
ちなみに経済的に安くていろいろな物を食べるには、コース料理を注文したほうが得になるというアドバイスがありました。
まず、基本となるコースを注文し、そこに何かを足すほうが結局得になるそうです。
これは是非他の方にもお勧めくださいと、アドバイスを受けました。
このお店の方は今、新愛園のHP作りに意欲を燃やしているようでしたので、松葉博雄の社長研究室も是非ご覧下さいと紹介をしておきました。
出来たら相互リンクになればお互いにアクセス数があがってHPの面白さが広がるように思います。
最近の景気について尋ねてみましたら、以前の景気の良い時は年末の宴会シーズンにはテーブルが2回転していたそうです。
つまり、夕方から夜にかけて、一卓のお客様のテーブルがその後にも予約がつまり、もう一組のお客様が待っていらっしゃったようです。それが最近では接待、宴会、家族会などが少なくなり、予約が減ったようです。
その主な内容は価格に関することです。以前、東京で買っていた時は使い捨てレンズは神戸より安かったそうです。神戸でも価格が随分ばらつきがあることを不思議に思っているようです。
それぞれの販売店には経営努力がありますが、どうにもならないことは、経営努力をいくら払っても原価割れ販売には対抗できないことをお話しました。
使い捨てレンズが極端に安い場合は、その原因には仕入れ原価以下で販売価格を設定し、その補填を健康保険収入を最大化に求める経営のやり方があります。
過度に診療報酬に寄拠する原価割れ販売の方法は、技術的な品質とサービスについての問題が後回しになるのではないでしょうか。
難しい話になりましたので、どこまで理解して頂いたか分かりませんが、はっきりしていることは今日の料理はとてもおいしくいただけたことです。
特にマンゴープリンがお勧めです。
家族の忘年会と言いながら1つ大事なことを忘れていました。それはりんりんがこの席に参加していないことです。
りんりんは忘年会を知れば、きっと言うはずです。
「僕は泣いちっち。」
この歌は「みんなが楽しくしているのに、『なんでなんでなんで どうしてどうしてどうして 僕だけそんなにションボリ みそっかす』とひがんでいます。
無理もないことです。一人だけ寂しくほっておかれると、「僕も行こう、みんなが食べているテーブルへ」と思うのは当然です。
2004年12月初旬