テレビを見ない生活 第2弾
週刊文春3月31日号に、短気集中キャンペーンの「テレビなんかいらない第2弾」が掲載されました。
週刊文春の依頼により、3人の著名人がテレビを切ることに挑戦してみました。いわゆる「テレビ断ち」です。その報告では、禁断症状は最初の6時間以内にあるそうです。やはり、これまでの惰性なんでしょうか。つい点けてしまうようです。
人にはそれぞれ自分自身の生活のリズムがあります。そのリズムの中で、暇なときや手が空いたときについテレビの情報に頼ってしまいます。しかし、週刊文春の報道によれば、この情報源であるニュース自体にも問題があるようです。
夕方のニュースは、各社のニュース競争時間帯です。そのため、これでもかというような面白さを付け加えるあまり、だんだんとバラエティ番組風になっているということです。
放送局もできるだけショッキングなニュースを提供したいと思うことで、”演出”は枚挙にいとまがないという内部告発があるようです。
例えば、地元の鮮魚店で買ってきた海老を釣り名人が釣ったとか、制作関係者の親族に万引きさせ、”決定的瞬間を撮る”とか、部屋にゴミを搬入して、”片付けられない女”の部屋を演出していたりするようです。これが、番組を低俗番組へと進めています。
今回はだらだらとテレビをつけている家庭が多いので、これを自主的に自分で見たい時につける、終わったら消すということをやってみましょうということを謳っています。
週刊文春の記事がきっかけとなり、私たちがテレビの情報の真偽を確かめる、鵜呑みにしない、という姿勢を取れるようになるといいのですが…
だらだらテレビの問題は、健康管理にまで及びます。つまり、だらだらとしょうもない中身のテレビをだらだら付き合って見ているよりは、早く寝たほうが健康によいのではないかという結論に至ります。
自分が見たい番組だけを選択してテレビを見、その番組が終わったらテレビを消すという方向にいけば欧米風になるという意見です。
私の感じでは、日本の主婦の方は、水道の水がチョロチョロと流れていればすぐに蛇口を閉め、電気を点けっぱなしにしていると無駄な電気は「もったいない」と言って消すくせに、テレビにはえらく寛大で、テレビを電気代と対比して「もったいないから切る」という思想がないように思います。これは、どうなんでしょうか。