口癖:口癖のように「辞める」と言っていれば、ニュースにもならずまたかという扱いで、気楽なものです。

口癖:口癖のように「辞める」と言っていれば、ニュースにもならずまたかという扱いで、気楽なものです。松葉博雄の、大阪倶楽部入社の今日の定例午餐会のテーマは「政治と経済」でした。

口癖は口癖というだけになかなか直りません。口癖のように「辞める」と言っている政治家達は、ニュースにもならずまたかという扱いで、気楽なものです。

大阪倶楽部への入社

松葉博雄は、大阪倶楽部に入社しました。入社という意味は、大阪倶楽部は社団法人なので、入会ではなくて社団に入るので、入社ということとして捉えられています。 昭和の初期の頃の映画に出てくるような重厚な感じの階段です。

大阪倶楽部の社員章バッチ

赤い絨毯が格式を物語っているように見えます。大阪倶楽部は、歴史の古い倶楽部です。その発祥は、神戸にある日本で一番古いゴルフクラブと言われる六甲山のゴルフ場に集まっていた当時の財界の人たちが、お昼に集まる倶楽部を大阪に作ろうという発想から作られました。

御堂筋

入社したからには社員章が支給されます。桐の箱に入った立派な社員章でした。大阪倶楽部のバッチをつけていくことになります。デザインは、OsakaのOと、ClubのCを合わせたように見えます。


大阪ビジネス街のメインストリートである御堂筋から少し西に入ったところにあります。御堂筋の銀杏は新緑で美しく、街並は広く、御堂筋の道幅は他の道幅に比べると、とても広く感じますが、それでも車社会の現代では、一方通行になっています。

大阪倶楽部に着きました。ホームページで見たとおりの重厚な風格のあるレンガ造りの大正時代の建築です。入口にテントがあるのがかわいく感じます。

すぐお隣には 和菓子の鶴屋八幡があります。ここも和菓子では老舗のようです。  今日は数人の新入社員の紹介があります。紹介は午餐会のときにありました。

午餐会はゲストスピーカーを招聘して、お話しを聞く会です。昼食を一緒にいただきながら、ゲストの方の講演を聴くことになります。

午餐会の前に一通り建物の中を見せていただきました。大きなホールがあり、それでも足りないときはテレビのモニターを使い、他の部屋と分散して講演を中継しています。


松葉博雄の席は、本日の紹介のために特別に最前列に用意されていました。 一応の履歴の紹介があり、起立して皆様にご紹介を受け、その後、よろしくお願いしますと頭を下げ、礼をしました。

まるで結婚式のホテルのテーブルのような華やいだ雰囲気に感じます。

床を見ても、壁を見ても、天井 を見ても、どれも重厚な時代の歴史を感じさせる造りです。それぞれのテーブルには普段から親しいグループが同席されるようです。


今日の「第2538回定例午餐会」のテーマは最近の政治と経済です。講師は元経済企画庁長官、福山大学教授 田中秀征氏です。

今日は最近の政治と経済の話題になり、小泉政権の郵政民営化についての話が中心になりました。

小泉政権はこの4月26日で発足4年目を迎える長期政権となってきました。 もともと小泉首相は、首相に就任した当時から「早く辞めたい」というのが口癖のように言っていたそうです。

欲のない人は続くように言われていました。これを裏っ返せば、政権にしがみ付く人は短いのでしょうか。

普通、内閣総理大臣が辞めるなんていうと、新聞はトップニュースで書いて本当に辞めないといけなくなるのですが、これが小泉さんの違うところです。

口癖のように「辞める。辞める」と言っていれば、ニュースにもならず、またかという扱いで、辞めるという方も気楽なもんです。

小泉さんはライフワークとしてずっと郵政民営化を掲げていたと思います。最近のニュースでは、郵政民営化を審議するための衆院特別委員会の委員長に、二階俊博氏が起用されました。いよいよ郵政民営化も現実的な議論の段階にまで進んできました。

田中秀征先生が色々話をされましたが、すべてをお話するわけにはいきませんが、今回の郵政民営化は多分成功するだろうという予想です。

政界の裏話や当時のエピソードなどは、なかなか興味深い話しで、講演会を聴く社員の方は、熱心に聴き入っておられました。大阪倶楽部では、さらに部会があり、その部会に入り、部員となって交流を行い、親しい友人を作っていくようになっています。私もいくつかの部会に入る予定です。

2005年5月11日(水)