ベンチャー講座
10月15日土曜日です。今日はベンチャー講座がありました。休憩室に行くと、何人かの院生が団欒中でした。今日の講師は、元大和銀行勤務の佐藤修講師です。
春に入学し、いつの間にか夏が過ぎ、そして秋になり、秋もさらに深まってきています。最近の催しに、海外からの輸入物のハロウィンがあります。元々ハロウィンは、宗教上の行事からきています。それが日本に入ると、カボチャが中心に変わっています。
学校に来る途中の花屋さんを見てみると、ハロウィンの用意をしています。ハロウィンをするための色々な道具を売っていました。
ハロウィンと並んでガジュマロの苗が店頭に並んでいました。682円です。沖縄でもガジュマロを使って、本土のサツキの盆栽のように、針金でくくり枝振りを作っていきます。沖縄に行くとガジュマロはとても大きな大木となり、鳥が集まり、日陰を作り、村の台風よけの防風林になっていますが、ここではガジュマロを盆栽にして育てるように苗を売っていました。
ベンチャー論については、日本の起業が少ないことの説明がありました。そもそも親が子供に教育をする目的は、立派な大学に入り安定した大企業に入社をすることが、子供への教育の目的の一つになっています。アメリカでは、優秀な学生は大企業に入るよりは、起業を目指すという傾向があるようです。
起業家精神が著しく低いことの指摘がありました。
ベンチャーが日本で育たない理由としては、
1)創業資金
2)販売先の開拓
3)人材の確保
このような難しさが起業にあるようです。
うまく起業が成功して、財を成すようになれば、最後は社会的貢献で評価されます。ロック・フェラー氏やカーネギー氏のように、うんと寄付をして、大学や図書館、市民ホールなどを寄贈するようになれば、後世に名を残す起業家として評価を受けます。