大阪府立大学大学院社会人大学院:論文演習の後のMUKKクラブ~焼酎の品定め談義~

この日は論文演習が終わった後、松葉博雄、植田英三郎、木村勝男、川辺一正の4名で、MUKKクラブを一杯飲みながらやりました。

難波で新しい店を探し、比較的空いているところがあったので、そこで一杯始めました。

おいしい店は当然混んでいて、ゆっくりできる店は、客が少ない状態です。空いているからには味に問題があります。

味をとるか、くつろぎをとるか、という選択になります。わがMUKKクラブでは、くつろぎを中心にお店を選びました。

夏休みの後のそれぞれの近況を話しました。今は履修科目の申請が中心で、前期の成績についても何単位取れたか、お互いに報告し合いました。こんな平凡な話しより、大きな話題がありました。それは、木村さんに関するお話です。

木村さんは、この春出版した本が、ある著名な映画監督の目に留まり、この本を元に映画を作らないかというお話が今来ているそうです。

さらに、この本を読んだ講師派遣会社の会社の方から、派遣会社に登録の上、ぜひ講演活動をやってほしいという依頼も来ているそうです。

講演をするのは、講師派遣の会社です。そこの会社に登録して、いろいろな講演会に講師として行ってほしいという依頼が来ているそうです。大変な人気です。みんな感心しながらその話しを聞きました。

今日食べている料理は、居酒屋の料理なので、それほど自慢するようなものではありません。この店は食品水産会社が経営するお店のようですが、特に関連したメニューがありませんでした。

おでんと、韓国のお好み焼きと言われるチヂミ、それから鶏の唐揚げ、軟骨といったようなものです。

最初ビールを飲んでいるうちに、焼酎を飲もうということになって、焼酎に変わりました。焼酎の話です。今、「百年の孤独」という、とても高い焼酎が出ているそうです。このお酒は、黒木本店で作られている焼酎です。木村さんはその社長を良く知っているという事でしたが、鹿児島の会社ですが、マーケティング政策として市場流通に制限を加えて、常に品薄状態にしているということが、市場での高い評価を得ているようです。

植田さんはとにかく旨いという話で、一本2万円もするそうです。しかも一升瓶じゃなくて、中くらいの大きさの瓶だそうです。ぜひ私も飲んでみたいと思いました。最近の週刊ダイヤモンド(2005年10月22日号)によれば、焼酎の人気第一位は「さつま寿」です。鹿児島県の名水100選の一つ、川辺町の水と、地元で採れたイモを使って醸し出す酒は、柔らかで、ふくらみもあり、お湯割にしても味が変わらないということです。

第二位は、沖縄県の「春雨」です。これは、泡盛です。米を使ってこれほど旨い蒸留酒ができるのかと、日本酒の蔵元も高く評価しています。松葉博雄は、沖縄でこの幻の「春雨」を密かに見つけて、隠し持っています。何かの記念日には開けたいと、その日を狙っています。

第三位は鹿児島県の「佐藤」です。安定した品質と造りへの信頼感は、とても人気が高いようです。「芋焼酎といえば佐藤」と飲み屋さんでは言われています。私の愛飲する、鹿児島県屋久島の「三岳」は、第18位でした。今夜は、ビールをジョッキで3杯と、焼酎を2杯飲んで、さっき勉強した内容はもうすっかりどこかに忘れてしまうほど酔ってしまいました。

2005年10月13日(木)