大阪府立大学といえば、「2005年琵琶湖鳥人間コンテスト」~堺・風車の会奮闘す~
今日のテレビ10チャンネルで見たのは、琵琶湖鳥人間コンテストです。
以前は子供達と一緒にこの番組をよく見ていました。もう何年も忘れていた番組ですが、たまたまテレビをつけて見ると、今年も鳥人間コンテストをしていました。
大阪府立大学が出ています。大阪府立大学は、日本でも数少ない航空宇宙工学科があります。このため、飛行機を設計するための基礎知識や、蓄積された技能と技術を持っています。
アナウンサーの説明によると、府立大学は昨年は工作室で火事があって、残念ながら欠場というハプニングがあったようです。
今年は昨年の分も頑張るんだということになっています。テレビで見ると、特設ステージを組んで滑走路ができていますが、かなり高い高さがあるようで、この前で立ってみると、きっとびびると思います。
スタートはこの特設ステージから飛び立ちます。以前の記憶では、1000mも飛べば大変な快挙でしたが、それが今日の番組では、2キロ、3キロは当たり前、昨年は琵琶湖の向かいの橋を跨いで、これ以上の飛行は危険なので強制着陸まであったそうです。
府立大の操縦する選手は、一生懸命ペダルを漕いで、飛行機はどんどん遠くへ飛行していきます。安全確保のため、着水時には選手を収容するために、モーターボードは飛行機を追ってついてきます。
段々とペダル漕ぎが疲れてくると、高度が落ちてきます。もうまもなくというところで進路がまっすぐ定まらず、少し無駄な動きになってしまっていました。
結局、力尽きて、飛行機はだんだん高度が下がり、水面すれすれに滑走し、そのうち水に浸かってしまいました。しかし、距離はよく伸びて、10キロほど飛んだことになります。
3位に入れるかと思ったところ、最後に日本大学の飛行機が飛びました。これはよく飛びました。22キロも飛びました。竹生島に行って折り返して帰ってくるほどのすごい勢いでした。その結果、人力プロペラ機部門では結局4位ということで3位以内のメダルには届きませんでした。
以前と比べるととても長い距離になっていることが分かりました。一時、松葉博雄も会社でチームを作り、7月のこの大会にエントリーしてみたいと思ったことがあります。しかし、あの高いプラットホームからまっ逆さまに琵琶湖に飛び込むことになるかと思うと、足がすくみます。
大阪府立大学の堺・風車の会のみなさん、よく奮闘されました。おめでとうございます。
2005年9月19日