沖縄の郷土料理は、内地とは違った、、驚くような料理があります。

「沖縄の人おすすめ郷土料理」という記事が、日本経済新聞の「NIKKEIプラス1」に載っていました。

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季節を問わず、旅行者を引きつける沖縄では、独特の文化に触れられるのが大きな魅力で、珍しい食材を使った郷土料理も大衆食堂で気軽に味わえます。

沖縄在住の人に、観光客におすすめの料理を聞いたところ、一位は「中身汁（なかみじる）」でした。

１位：中身汁
何度も茹でてアクを取るなどの処理をした、豚の腸などを使う。豚とカツオ出汁のあっさりした味の吸い物。

2位：沖縄そば
小麦粉の沖縄そばを使い、具は泡盛で煮付けた豚の三枚肉、かまぼこなど。店により具が異なる。

3位：ゆし豆腐
ぼろぼろとした、固まる前の温かい豆腐。濃厚な大豆の香りと甘みが特徴。

４位：ソーキそば
長時間煮込んで柔らかくした豚あばら肉（ソーキ）を乗せた沖縄そばの一種。カツオ出汁のスープ。

5位： イナムドゥチ
祝い事の料理の一品。今はイノシシではなく、豚肉を使っている。カステラかまぼこを使った白味噌仕立て。

6位：イカ墨汁
イカの墨を使った、真っ黒な汁物。カツオ出汁のスープで、イカのほか、豚肉、にが菜などを使う。

7位：島ラッキョウの塩漬け
ラッキョウの白い部分を塩漬けにし、削りガツオで頂く。

8位：ナーベーラーンブシー
豚肉や缶詰のポークとヘチマ、豆腐を使った味噌煮込み。

9位：ジーマーミ豆腐
落花生を使った、ゴマ豆腐に 似た精進料理の一つ。カツオ出汁や醤油で作ったタレをかける。

10位：パパイアイリチー
イリチーとは、
チャンプルーと同じ料理方法です。千切りにしたパパイアとさつま揚げ、ニンジンなどの野菜の炒め物。

沖縄料理の特徴は、しっかりしたカツオ出汁で、総務省の家計調査によると、2007年の１世帯あたりのカツオ節・削り節の支出は、沖縄県がトップで、全国平均の3倍でした。

特産の野菜や意外な食材の料理も上位に入っています。また、ランキング外で目立ったのは、近海で獲れる新鮮な魚の刺身などです。

那覇市の牧志公設市場では、１階で魚を購入して、料金を支払うと、2階の食堂で刺身やバター焼き、煮付けなどに料理してくれます。

2008年3月29日（土）