沖縄リゾートの始まりは、恩納村のムーンビーチからです。
沖縄リゾートの始まりは、恩納村の山田温泉と、ムーンビーチでのバーベキューからです。 第146回沖縄訪問(8)
沖縄に来ると、よく寝られます。神戸では夜中に目が覚めて、その後、考え事をすることがありますが、沖縄では夜から朝までストレートにぐっすり寝てしまいます。
どうして、沖縄ではぐっすり眠れるのか、考えてみても理由はわかりませんが、多分、普段よりたくさんお酒を飲んで眠るからだと思います。
一人で来たときは、朝ご飯を自分で作っていますが、奥さんと一緒の時は、起きると朝ご飯がすでに出来ています。朝ご飯を作ろうか、作るくらいならその分長く寝て外食しようかと、一人の時は悩むことがあります。
奥さんでも、一人の時なら、食事の用意をするのも気が進まなくて、冷蔵庫を開けて、残り物を探して、お茶漬けぐらいでも済ませると、聞いたことがあります。
味噌汁には、昨日ヤンバルで採ってきた三つ葉が使われていました。沖縄に三つ葉が自生しているとは、思ってもみませんでした。三つ葉を使うのは、和食では良くあることですが、三つ葉は寒い地方に自生するものだと思い込んでいました。
こうしてみると、一人でご飯を作るのも、一人でご飯を食べるのも、あまり意欲が湧かないようです。たとえ一人でもしっかり朝ご飯、お昼ご飯、晩ご飯を作って食べられるような意志を、強く持ちたいものです。
今朝はそんな心配もなく、テーブルに並んでいるものを頂ければ良いのですから、楽なものです。奥さんに、卵は卵ご飯か、目玉焼きか、どちらにしますか?と尋ねられ、ここで、どちらにするか少し悩んだぐらいで、その悩みも可愛らしいものです。
前兼久の空を見ると、今日もとてもいいお天気です。こんな素晴らしい海と空を見られるのは、リゾートの、リゾートたる所以です。
ホテルのベランダからは、前兼久が昔、緑に覆われていたヤンバル地方に繋がる地形だったことが、わずかに残った山と緑で、確認できます。
前兼久の地区が、今のように発展したそのきっかけとなったのは、那覇と名護をつなぐ、国道58号線が海沿いを走り、前兼久の集落を突き抜けて、そこにムーンビーチホテルが建設されたことがきっかけとなっています。
今でこそ、沖縄の海岸は、あちらもこちらもリゾート地として開発されていますが、太平洋戦争の後、沖縄がアメリカ軍に占領されて、米軍が基地を作って、基地に駐屯する将校達の為に、レジャー施設として開発されたのが、ムーンビーチです。
ムーンビーチの浜辺では、アメリカ軍の将校さん達が、家族や友人、あるいはラバーさんを連れて、浜辺でバーベキューをしていたそうです。前兼久の子供達は、そっとムーンビーチに近づいて、将校さん達の遊ぶ姿を見ていたそうです。
中には、将校さんが子供達に手招きして、バーベキューの焼けたお肉をすすめてくれた事も、あったそうです。
4月18日金曜日のお天気は晴れで、風はゆるやかな、南南東から、南西への風です。こんなお天気には、船に乗って、ダイバーや、シュノーケリング客を、青の洞窟に案内する、マリンクラブBASRO(バスロ)は、大流行りです。
2014年4月18日(金)