名護の「龍苑」で、馴染みの店になれば、軽口も言えるようになります。
ヤンバルツアーの良かったことは、ヤンバルクイナと、ウミガメの産卵跡を見たことです。 第143回沖縄訪問(15)
ヤンバルでウミガメが上陸して、卵を産んだ浜辺を初めて見ました。興奮冷めやらぬ後、名護の「龍苑」で焼肉を食べます。龍苑では、焼き肉の後に、昨日の夜食べたのと同じように、盛岡冷麺もいただきます。
龍苑の女将さんも、何度も、片山正喜さんとお店に来ているので、もう、松葉博雄の顔を覚えていて、顔を見れば、にっこり笑って、こんにちはの言葉が出ました。
片山正喜さんと一緒に、焼き肉をいただきます。
焼き肉を食べたいなと思うときは、元気な証拠です。焼き肉も欲しくなくなれば、多分、体調がどこか悪く、そんなときこそ問題です。
キムチの盛り合わせです。この時期は、キュウリの浅漬けキムチです。これが、生ビールにはとてもよく合うのです。キムチが少々辛くても、生ビールで唐辛子の辛さを、胃の中へ流し込みます。
焼き肉を食べながら、今日のヤンバルツアーの反省です。今回は運良く、二度もヤンバルクイナを目撃しました。そして、ウミガメが上陸して、砂地に卵を産んだ、生々しい跡も、目撃しました。
この二つは、良いことの反省です。良くなかったことは、お天気が悪くて、海に入れなかった事です。
盛岡冷麺は、自宅で作ったものとはずいぶん味が違いました。もちろん、こちらの方が美味しいのです。
味付けをどうやってするのですか?と聞くと、盛岡からタレの原液を買ってくるそうです。それなら、殆どチェーン店のようなもので、本部が作った味と素材を、器に盛りつけるだけの、独自性のない事になります。
しかし、独自性は少し残っていました。それは、原液を薄める希釈性によります。もう一つ、キュウリを細く切ることや、トッピングの鶏肉を作ること、茹で卵を作ること、キムチを盛りつけることです。
晩ご飯は、今夜は作らなくて済みました。片山正喜さんと、これから国道58号線を通って、恩納村に帰ります。途中19時頃、夕焼けが始まりました。
日が沈んでいく綺麗な景色が見えました。車を停めて、夕焼けをゆっくりみたいものですが、片山正喜さんは、夕焼けを鑑賞するような、ロマンチストではないので、一路帰宅に向かいます。
日が沈むと、上空の雲に、横から夕日が当たり、暗くしか見えなかった雨雲が、明るい雲に変わりました。雲にも、光と影が、その雲の二面性を見せてくれました。
2013年6月13日(木)