西表島の観光資源は、水に関わる事が多くあります。
西表島の観光資源には、浦内川の川の流れ、滝の流れ、由布島の遠浅を通う水牛があります。 西表島ツアー2002年沖縄訪問記(3)
西表の観光資源には、水の縁が多くあります。川・滝・海・船・水牛・遠浅の海峡などです。
浦内川の周辺には、岩には苔が生し、シダ類の植物が多く茂っています。
一つ一つの植物に感動し、花を見ては何の花か、花の名前を知りたくなります。
穏やかな水の流れの場所には、そこに適応した小さな生き物がいます。
その生き物を狙って、空からは鳥が飛んできて、一瞬のうちに捕獲してしまいます。
浦内川の観光船は、発着場から上流の軍艦岩まで8kmを航行します。説明を聞きながら、およそ30分で軍艦岩に到着します。
両岸には、マングローブ林が広がり、ちょっとしたジャングルクルーズの気分です。
流れの穏やかなところには、カヌーを楽しむ人達が、ゆっくりゆっくりカヌーを進めています。
次のスポットは由布島観光です。昔、西表島から1kmほど離れた由布島に渡るときに、水牛を使った牛車が始まったそうです。その時の水牛は、台湾から一番目の水牛を連れてきて、それが今も子孫を残して、増えているそうです。
水牛にとって、牛車をひっぱる仕事は重労働なのか、それほどでもないのか、その負荷は分かりませんが、この牛車の仕事が無ければ、水牛もこれほど増えてないそうです。
ほんのちょっと非日常的な田園情緒を満喫する為に、沢山の人が高い運賃を払って、向こうの由布島に渡ります。
説明によれば、西表島は、かつてはマラリアの恐怖がありました。由布島には、マラリアの心配がなかったので、夜を由布島で過ごす人が、西表島から由布島へ通っていたそうです。
観光資源になった水牛は、今では30頭ほどがこの由布島で飼育されています。
2002年12月30日()