短い船旅に憧れ でも、船が出航出来るか、欠航かは海の波次第 沖永良部島の船旅で学んだこと

投稿No:10515

天候に即応、フェリー港変更と車内での簡易対応 沖永良部島から沖縄へ戻ります  沖永良部島訪問記⓷

― フェリー港変更と車内での簡易対応 ―

沖永良部島から沖縄へ

沖永良部島の最終日。

この日は、フェリーで沖縄本島へ戻る予定でした。

今回はマリックスラインに乗船。

和泊港を12時に出港し、与論島に寄港し

約5時間後の17時過ぎに沖縄へ到着する行程です。

宿泊先を出て和泊港へ向かいましたが、

港に着いてみると、肝心の船の姿がありません。

そこに船会社の方が現れ、

「海の状況があまり良くないため、

着岸港が変更になります」

との説明がありました。

見た目には、それほど荒れた海には見えません。

しかし、船にとっては波のうねりが大きく、

安全な着岸が難しい状況なのでしょう。

港は変更となり、和泊港から伊延港へ移動することに。

車でおよそ15分、

島の南側から北側へ向かいます。

もともと和泊港は海況の影響を受けやすく、

天候が悪くなると伊延港へ変更されることは、

決して珍しいことではないそうです。

伊延港に到着し、しばらく待っていると――

急きょ設けられた乗船窓口は、

なんと軽トラックの車内。

そこで乗船券の清算が始まりました。

車がそのまま窓口になる――まさに臨機応変です。

島の方々は慣れた様子で、

淡々と対応しておられました。

離島では、定期船が生活の動脈。

船が欠航すれば、人の移動も、

生活物資の補給も止まってしまいます。

この柔軟さは、

島で暮らすための知恵なのだと感じました。

水平線の向こうに、船影が見えてきました。

船の姿が見えた瞬間、

ほっと胸をなで下ろしました。

後から聞いた話では、

私たちが沖縄へ戻った翌日は、

海が荒れてフェリーは欠航になったとのこと。

結果的に、予定通り前日に戻ることができ、

無事に予定通り帰れたのは、

幸運だったと思います。

港に集まる人、港を去っていく人。

船に乗る一人ひとりに、

それぞれの目的と人生があります。

そんなことを思いながら、

フェリーは静かに出航しました。

物事は、いつも思い通りに進むとは限りません。

だからこそ、日頃からの備えと、

その場その場での判断が大切なのだと、

そして何より、運に恵まれていることへの感謝を、

改めて感じた旅でした。


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