沖縄 恩納村 シーサイド・ドライブイン アメリカンスタイルレストラン シーサイドレストラン
投稿No:10073
シーサイドドライブイン 恩納村の人気ドライブイン アメリカンスタイルレストラン 昭和の雰囲気を 感じることができるレストランで人気です
今日は、恩納村を
のんびりと車回っているので、お次は、
シーサイドドライブインへやってきました。
ここは、1967年創業の老舗ドライブインです。
外観はアメリカンスタイルな雰囲気のレストランで、
中では、洋食や和食、中華など
様々な種類の料理を注文することができます。
海辺に建てられているので、
窓の外はとても綺麗な海が広がっています。
海を見ながら食事ができるので、
窓側の席がとても人気です。
海だけでなく、
ここは、海水魚の水槽が並んでいて、
食事をしながら、外の海と、
店の中の水槽の魚を見ることが出来るのが魅力です。
水槽には、鮮やかなイソギンチャクや、
熱帯魚たちが展示されています。
とても綺麗なので、何度来ても、
水槽に見入ってしまいます。
水槽で見飽きないのは、
イソギンチャクとクマノミの戯れです。
イソギンチャクとクマノミは共生関係にあります。
お互いが補完しあって生きているのです。
きちんと管理されているので、
イソギンチャクも、魚たちも元気そうです。
このシーサイドドライブインは
沖縄が復帰する前のアメリカ統治時代に
オープンしたそうで、
その頃からずっと同じ場所で営業しています。
シーサイドドライブインがオープンした、
1967年の沖縄は、現在とは大きく異なる環境と
社会情勢の中にありました。
この時期の沖縄は、
戦後の復興と本土復帰に向けた動きが
活発化していた時代であり、
まだアメリカの施政権下にありました。
1945年の終戦後から1972年の本土復帰までの間、
沖縄はアメリカ合衆国の軍政下にあり、
アメリカの影響を強く受けていました。
公用語は英語と日本語であり、
アメリカの法制度が適用されていたそうです。
街並みにはアメリカ文化の影響が
色濃く現れていて、
基地周辺にはバーやレストラン、
アメリカ風の商店が立ち並んでいました。
看板や広告も英語で書かれているものが多く、
このシーサイドドライブインが
アメリカンな外観をしているのは、その名残なのです。
観光業も少しずつ発展し始めていましたが、
現在のようなリゾート地としての姿は
まだ形成されていませんでした。
当時は主に国内観光客が訪れる程度で、
観光地としての基盤が整備され始めていた時期です。
現在も続く老舗のドライブインや食堂は、
この時期から多くの観光客に
親しまれていたそうです。
1967年の沖縄は、
戦後の復興と本土復帰への期待が
入り混じった特別な時代でした。
アメリカ文化と沖縄文化が共存する独特の社会で、
人々は将来の変化を
見据えながら生活していました。
シーサイドドライブインのような店舗は、
まさにこの時代の雰囲気を
今に伝える象徴的な存在として、
多くの人々にとって思い出の場所となっています。
今ではそれが、
テレビや旅行誌に取り上げられて、
そこからSNSでも拡散されて、
現在では、大人気で観光客で人がいっぱいです。
以前はそんなに
混んでいないレストランだったのですが、
今では何十分もの待ち時間が発生するほどです。