沖縄土産は、幻の泡盛「春雨」になりました~泡盛春雨は「希望」と「恵」を意味します~
2005年11月22日、朝9:30、これから神戸に帰る準備を始めます。ムーンビーチ沖のリーフは、今日も白波がたって、昨日よりは少し天気が回復しているものの、やはりどんよりとした雨天になっています。
残波岬のホテルがかすかに見えるような天候です。残波岬の白い灯台も見えます。この素晴らしい沖縄、恩納村、ムーンビーチの景色とは、また来るまでしばしお別れです。
荷造りをして、そして朝日会の皆さん方のところにもご挨拶に行きます。
今日は平日なのでお仕事に出ている方も多いと思います。
朝日会に行ってみたものの、人影はなく、お別れを言うことができませんでした。
少し時間があったので、恩納漁港の近くを散歩すると、きれいな沖縄の花たちが咲いていました。
那覇空港に行く途中、嘉手納基地(>>前回の記事)に寄りました。嘉手納基地の見える展望台は、道の駅の4Fにあり、ここからは嘉手納飛行場が一望に見えます。
今日もテレビ局の報道陣のフジテレビとテレビ東京が張り付いて取材をしています。
フジテレビとテレビ東京の記者は、携帯電話で弁当の注文をしながら、ずっとここにいるようです。カメラも固定して急な変動に対して準備が出来ています。テレビ東京の取材の方は、前回見た顔で同じ方がここに付いているような気がしました。
取材は大変だなぁと思いました。いつ起きるかわからない基地の様子を、いつ事件があっても対応できるように、ずっとカメラを構えてスタンバイしているのですから、これは大変です。
2社が話し合って、交代で取材をすれば、1社の人は食事ぐらいは近くの店でゆっくり食べられるのにと思いましたが、お互いに出し抜かれないように携帯電話で出前を取って現場を離れることがありません。
少し嘉手納基地を見ているだけでも、3機の飛行機の発着がありました。この中で、予告もない重要な飛行機の飛来があるのかもしれません。基地を経由すれば、入出国の手荷物検査も受けなくて、日本領土に搬入することも可能です。基地から車で外に出るときもチェックはないので、嘉手納基地経由なら都合の悪い物も持込が可能だなぁと感じました。
レンタカー屋さんに、借りていた車を返して、那覇空港まで送ってもらいました。空港の売店では、幻の酒と言われる宮里酒造「春雨」がありました。これを発見したので、少し仕入れをしておきました。
以前、MUKKクラブで泡盛の品定めの記事を書きました。週刊ダイヤモンド(2005年10月22日号)で、宮里酒造の「春雨」がランキング2位になっていました。那覇の国際通りの酒屋さんで見つけた時の「春雨」は幻の泡盛と言われていましたが、今日、那覇空港の土産物屋さんでは、幻どころかわんさかと春雨がありました。なければ欲しいのに、こんなにあると、なんだと思って欲しくなくなりました。気を取り直してお土産用に何本か買って帰ることにしました。
春雨の意味は、春の雨なので、沖縄にとっては水不足の地域が多く、恵みを与えてくれる春雨は、心から待っていた大地を潤す水となるのです。人々の喉の渇きを癒し、動物にも水をたっぷり与え、枯れかかった植物や樹木に活性を与える恵みの雨なのです。
春雨を買ったあとは、飛行場ではこれからお昼ご飯を食べます。ゴーヤチャンプルとソーメンチャンプルを注文しています。
帰りの便は1時間半です。那覇空港から伊丹空港までは、ジェット気流に乗れば1時間半ほどで戻ることになります。
今回も楽しい沖縄旅行が出来ました。恩納村の朝日会の皆さんを中心に地域との交流が少しずつ深まり、お互いが相互理解できるようになってきています。
次の沖縄行きは、2005年年末のお正月休みとなる予定です。